サッカー日本代表がアジアでの戦いの中でたびたび苦戦を強いられるのがUAE代表。中東のチームはアジアの選手の中でも体格に恵まれた選手が多く、中東のサッカーの特徴としてはフィジカルを活かした激しいガチガチのサッカーをする場合が多いですね。守備なども組織で行うというよりは、個人で1対1をがっちり勝ってカウンターを仕掛けてくるといったイメージが強いです。
そんなサッカーUAE代表の中で現在10番をつけるアフロヘアーの選手、彼の名前はオマル。ひと際目立つテクニックを持ち合わせた、欧州のビッグクラブも注目する選手なんです。

目次
オマルのプレースタイル・特徴
オマルのプロフィール
本名:オマル・アブドゥラフマン
国籍:UAE(アラブ首長国連邦)
生年月日:1991年9月20日
身長:173cm
体重:60kg
利き足:左足参考:サッカー選手wiki

そのために、中東の選手特有の恵まれた体を生かしてスピードやパワーで攻めてくるようなタイプの選手ではなく、小柄な体を生かして足元のテクニックで相手を翻弄するタイプの選手ですね。
こちらの動画を観ていただくとよくわかりますが足元のテクニックは素晴らしく、フリースタイルのテクニックもかなり卓越しています。彼は1.5〜2列目のポジションから、足に吸いつくような柔らかで正確なボールコントロールと精度の高いキックでチャンスメイクをすることが多いですね。
動画を観てもわかると思いますがキックの精度はかなり素晴らしく、PKスポットからゴールポストに当てたりとキックの正確さは折り紙付きです。
所属クラブと欧州への移籍について
所属クラブ
現在(2016年の9月1日)、オマルが所属しているチームはUAEサッカーリーグのアル・アインFCに所属してプレーをしています。実はオマルの2人の兄もプロのサッカー選手で、兄弟3人揃って同じチームでプレーしているんです。アルアインは2003年にAFCチャンピオンリーグを制覇したアジアの強豪ですね。

欧州への移籍について
オマルはこれまでにプレミアリーグのマンチェスターCの練習に参加していたり、ポルトガルのベンフィカからオファーを受けたとの噂もあります。他にもバルセロナ、アーセナル、ドルトムント、リバプールといった欧州の強豪チームが彼に関心を寄せているとの話題が出てはいますが、結果的にまだ欧州への移籍の話が出たことはありません。
欧州への移籍がなかなか進まないのは、ビザの問題やアル・アインFCとの契約・移籍金などの問題が壁になっているからだと言われていますね。

2015年アジアカップ準々決勝でのPK
日本のサッカーファン達の中でオマルのプレーが記憶に残っているのは、2015年のアジアカップの準々決勝の試合ではないでしょうか?
日本代表はこの試合でUAEに敗北して大会を去っています。
この試合は接戦の末に最後はPK戦となったのですが、このPKのときのUAEの第1キッカーを務めたのがオマルです。当時まだ23歳であった彼ですが、こんなプレッシャーのかかる舞台のPKでなんとパネンカ(ゴールに向かって勢いよくボールを蹴るのではなく、チップキックのような形でフワッと軽い感じのキックでGKのタイミングをズラすシュート)を決めて見せたのです。

あとがき
オマルはロンドン五輪では中心選手として活躍したばかりの若い選手で、まだまだこれから先が楽しみな選手です。2013年のガルフカップではUAEを優勝に導いた末に大会のMVPまで獲得しているほどの選手で、UAE国内では大がつくほどのスタープレイヤーなんですよ。
これから先、日本代表がアジアで戦っていくときには決して避けては通れない存在になってくるはずです。代表にとってはかなりの強敵ですが、いちサッカーファンとしてはこれからの成長がものすごく楽しみな存在です。

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