おおぐま座と北斗七星はどちらが先?見つけ方(季節)や神話も解説

スポンサーリンク

おおぐま座と北斗七星は同じ星を使った星座ですが、なぜ同じ星を使って2つも星座があるのか疑問に思ったことはありませんか?

「実はおおぐま座が初めにあったけど、北斗七星の7つの星が明るいから代表する星として北斗七星を作ったのか?」それとも「北斗七星だけでは何かの形ではないので、星座として成り立たせるためにおおぐま座を作ったのか?」どちらが先にできたのかが気になりますよね?

こちらの記事では、おおぐま座と北斗七星はどちらが先にできたのかについてまとめています。おおぐま座のギリシャ神話についても書いていますので、お楽しみください。

 

おおぐま座と北斗七星はどちらが先にできたのか?

春の星座として代表的なおおぐま座ですが、そのおおぐま座には北斗七星が含まれています。星座には色々なものがありますが、そもそもなぜこの2つの星座が一緒になっているのか不思議に思いませんか?

実はこのおおぐま座と北斗七星は、命名された地域が違うのでどちらも独立した形で広まっていき、どちらも消えることなく現在に至っているんです。なので、どちらが先に命名されたとかではなく、別々の地域で名前がつけられていたということになるんですね。

 

ちなみにですが、おおぐま座と北斗七星のどちらのことをよく聞いたことがあるでしょうか?こちらの記事にたどり着いた方は、もしかしたらおおぐま座の方をよく知っていらっしゃるのかもしれませんね。

ただし、世間的には(ぼくの周りだけかもしれませんが)、おおぐま座よりも北斗七星の方がよく知られているイメージがあります。友人などに聞いても、北斗七星の位置はわかっても、おおぐま座についてはそもそも存在を知らない場合があります。ちなみに、北斗七星は星座ではないのでご注意ください。

北斗七星は、おおぐま座の一部として観測されたときに、初めて星座として成り立つんですね。

>>>北極星の見つけ方!位置は北斗七星からの距離で判断できる

それでは、次からはギリシャ神話に登場するおおぐま座の由来についてお話ししていきます。

 

おおぐま座はギリシャ神話に由来する

おおぐま座はギリシャ神話に登場する星座なのですが、星座の中にはこぐま座という星座があるのはご存知でしょうか?実はこのおおぐま座とこぐま座はギリシャ神話の中では親子として登場しています。

おおぐま座は元々は「カリスト」という女性であって、月の女神のアルテミスに仕えていました。このときに、カリストは生涯を通じて子供を産まないということを、アルテミスに誓っていました。しかし、カリストはその誓いを破ってゼウスの子供を産んでしまったのです。

誓いを破ってしまったカリストは、仕えていたアルテミスから熊の姿に変えられてしまい、さらに追放されてしまったのです。ご主人様との誓いも恋には敵わなかったということですね。神ですら踏み間違えることもある恋とは、恐ろしいものですね……

 

スポンサーリンク

 

こうして追放されたカリストですが、その子供である「アルカス」は母親の元から離れながらもしっかりと成長して、立派な青年になりました。そして狩人として森に入っていったのですが、そのときに出会ったのが彼の母親のカリストです。

母親のカリストは狩人であるアルカスを一目見て自分の子供であることがわかり、感動に浸っていましたが、アルカスにとっては熊の姿の母親はどう猛な生物でしかありません。カリストはアルカスを抱きしめようと両手を広げて近づいていきますが、アルカスは恐怖のあまり弓を構えて今にも母親であるの胸を射抜こうとしていました。

それを見ていたゼウスが、2人の関係を哀れに思い、息子のアルカスも熊の姿に変えて夜空に投げて、星座に変えてしまったのです。こうして、今では親子仲良く星座として、隣同士で輝いているんですね。

 

おおぐま座のしっぽはなぜ長い?

おおぐま座とこぐま座をよく見てみると、どちらの星座ともしっぽが長いことがわかります。これは先ほどのギリシャ神話の中の話で、ゼウスがカリストとアルカスを星座として夜空に投げるときにしっぽを掴んで投げたために、少し伸びてしまったためと言われています。

確かに、どちらもしっぽが長いのですが、こうした細かい設定までしっかりと作り込まれているところが、ギリシャ神話の面白いところですよね。

ちなみに、おおぐま座は紀元前1,200年頃から知られていた星座でもあり、歴史もかなり古い星座なんですよ。

 

 

スポンサーリンク

 

おおぐま座の見つけ方

おおぐま座の見つけ方についてですが、おおぐま座は北極星の近くにはる星座ですので、基本的には北の空を眺めることで見つけることができます。

しかも、北斗七星を含んだ星座なので、北斗七星さえ探し当ててしまえば、それを頼りにあとは全体像をたどっていくだけです。北斗七星明るい星を含んでいるので、北の空の中では比較的探しやすい星座ですね。

 

 

北斗七星は全てをつなぐとスプーンのような形をしています。この形さえ頭の中に入れておけば、かなり簡単に見つけることができますよ!

 

おおぐま座はどの季節に観察するの?

おおぐま座は春の星座として知られていますので、観測するのも春の季節がベストです。ちなみに20時南中の時期は5月の初旬頃になることが多いですね。

ただし、春の星座とはいえ、北極星からかなり近い位置にある星座で、北極星の周りをぐるぐると回っていますので、1年を通して観測することができる星座なんです。

……ということもあって、ぼく自身はおおぐま座が春の星座であるという認識はあまりないですね(笑)あくまでも20時に最も高度が高くなる時期がそのくらいになるというだけなので、住んでいる環境や観測をすることができる時間帯によっては、ベストシーズンは変わってきます。

 

 

あとがき

おおぐま座と北斗七星はどちらが先にできたのかについて解説してきました。おおぐま座はと北斗七星はどちらが先にあったのかというよりは、どちらも別々の地域で昔から名付けられていて、そのまま広まっていったということでしたね。

こういった形で、ひとつの星座に対して他の名前がつくのはなかなかないことなので、かなり珍しい現象です。北斗七星はメジャーな呼び方ですが、こちらの記事を読まれた方は一緒におおぐま座も覚えておきましょう。

 

天体観測の豆知識記事も人気です!
>>>南極星はあるのか?南極老人星(カノープス)の化身は七福神だった!
>>>ウルトラマンのM78星雲(光の国)は実在する!?由来や場所・距離を解説
>>>オリオン大星雲の撮影方法!見つけ方(位置)や双眼鏡/望遠鏡の選び方も
>>>馬頭星雲の撮影方法!位置や場所・大きさ・距離についても解説
>>>暗黒星雲とは?ブラックホールとの違いや大きさについても解説

流星群に関する情報は……
>>>4月こと座流星群が見れる方角やピーク(極大)時間は?
>>>宇宙のゴミ(スペースデブリ)問題とは?回収や対策方法に期待が高まる

天文学に関するこちらの記事も人気です!
>>>宇宙旅行の費用はどのくらい?実は日本人の芸能人も応募していた!
>>>地球の寿命の残りと年齢はどのくらい?人類生存には移住が必要!
>>>宇宙の果てにあるものは何?果てまでの距離が何光年かは観測できない!
>>>月の裏側が見えない理由!秘密基地や宇宙人・かぐや姫の噂も検証!?
>>>満月のときの願い事の書き方!金運がアップする願い事の方法
>>>新月とは?満月と新月の違いや意味を解説
>>>中秋の名月はいつ?意味と由来は?【中秋】と【仲秋】は実は違う!

 

スポンサーリンク

 

記事をシェアしていただけたら嬉しいです