宇宙のゴミ(スペースデブリ)問題とは?回収や対策方法に期待が高まる

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ものすごい勢いで発展しているウチュ開発ですが、その発展と共に問題になってきているのが「宇宙活動で生じる宇宙ゴミ(スペースデブリ)」の問題です。

「宇宙ゴミ」と聞いても、一般の方はあまり馴染みのない用語ですが、この宇宙ゴミの問題は今後の宇宙開発や研究にとって邪魔なものであり、かつ解決の方法も難しいので、各国の宇宙開発事業の間でもどのように対応して行くのかが議論になっていますね。

しかも、今後は国家を挙げた宇宙開発だけでなく、民間企業なども宇宙開発や宇宙旅行などの事業に乗り出してくるので、さらにこの宇宙ゴミの問題は深刻化していきそうです。

こちらの記事では、宇宙のゴミ(スペースデブリ)問題について解説し、さらにその回収や対策方法についてもまとめていますので、お楽しみください。

 

宇宙ゴミ(スペースデブリ)とはどんなもの?

まず初めに、「宇宙ゴミ(スペースデブリ)とはどんなものなのか?」についてのお話から入っていきましょう。

宇宙ゴミとは、その名の通り宇宙にあるゴミなのですが、そのほとんどは地球の周りを回っていて、ぼく達人間の宇宙活動によって生じたものになります。宇宙ゴミの中には、打ち上げられた人工衛星やロケットが故障したり、役割を終えたりしてそのままにっている大きなものから、手袋や工具・部品などの小さなものまでが「宇宙ゴミ」として宇宙に存在しているんですね。

こうした宇宙ゴミは、特になんの目的もなく地球の衛星軌道上を回っているものなので、単に邪魔なものでしかなく、むしろ、宇宙ステーションなどが地球の周りを回っていう間に衝突する恐れもあるので、めちゃくちゃ危険なものなのです。

 

宇宙ゴミ(スペースデブリ)問題

こうした地球の周りの宇宙空間に存在している宇宙ゴミは、それぞれが好き勝手に飛び交っているので、コントロールや制御もすることができません。ということは、宇宙にあるロケットや宇宙ステーションなどはそうしたものを回避しながら、宇宙に飛び立つ、もしくは地球の周りを回らなくてはならず、そういった部分でかなりの問題が生じてきているんです。

宇宙ゴミは、ほとんどのものが秒速数キロメートルの速さで進んでいるので、宇宙ステーションなどに衝突すれば相当な衝撃があります。例えば、10cm以上のものが宇宙ステーションや宇宙船などに衝突すると、宇宙ステーション自体が木っ端みじんになってしまう程の威力があるんです。

そんな小さなものでも、宇宙ステーションが破壊されてしまうなんて、ぼくだったら怖くて宇宙ステーションに滞在できないです……

宇宙ステーションが破壊されても、周りは全て宇宙区間ですし、逃げ道もないですからね。そうした場所で活動をしている、宇宙飛行士の方には敬意を示したいです。

 

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宇宙ゴミ(スペースデプリ)の数や量はどのくらいあるの?

現在地球の周りに存在している宇宙ゴミ(スペースデブリ)の数は、その大きさにもよりますが、10cm以上のものは20,000個、1cm以上のものは50万個もあると推定されています。1cm以下の塵のようなものまで含めたら、それこそ何百万という単位にまでなりそうです。重さにすると大体、4,500トンも宇宙ゴミが地球の周りを回っているとされているんですね。

ただ、こうした1cm以下の小さな宇宙ゴミですら、人間がぶつかってしまえば命を落としてしまいますし、たくさんの数が宇宙ステーションなどに衝突すれば、設備に異常をきたしてしまうこともあります。

たったの50年ほどで、これだけの数の宇宙ゴミが生じてしまったとなると、今後こうしたものへの対策・対応などをしていかなくては、近い将来には宇宙へ出て行くどころか、地球から出られなくなってしまうことになってしまうかもしれませんね……

 

宇宙ゴミの対策と回収

こうした増え続けている宇宙ゴミに対しては一体どのような対策が取られているのでしょうか?

現在では、宇宙ゴミの衝突を回避するために、宇宙ゴミ(スペースデプリ)を観測を目的とした「スペースガード」と呼ばれる観測システムが設置されています。この「スペースガード」は宇宙開発の先進国であるアメリカやロシアだけでなく、実は日本でも2施設が存在していて運営されているんですよ。

「スペースガード」によって10cm以上の宇宙ゴミはその軌道を観測して判明することができるので、事前に観測を行うことで、宇宙ステーションなどに衝突の恐れがある場合には、その軌道を修正して回避することができるようにまでなっているんです。

他にも宇宙ゴミに対する対策として、1cm以下の宇宙ゴミであれば、バンパーなどを装着して衝撃を和らげるような工夫もしてあるんですね。ただ、こうしたものも完全に衝突を防げるわけでもないですし、逆に1cm〜10cmの間の大きさの宇宙ゴミについては、その対応がうまくできていないので、今後はこうしたものへの対応をそうして行くのかが問題になっているんです。

確かに、大きいものを回避することができても、それに近い大きさのものが衝突した場合、たとえ破壊はされなくても、重大な影響が生じてしまう可能性は高いですからね。宇宙空間にかなりの数の宇宙ゴミがあることを考えれば、いつそういった大きさのものに衝突してしまってもおかしくはないのです。

 

現段階では宇宙ゴミに対する対策としては、

  • 宇宙ゴミを人工衛星などに衝突しないような軌道(墓場軌道)に乗せる
  • レーザーなどで溶かして消滅させる
  • 大気圏に突入させる

など、いくつもの案が挙げられていて、各国が対応策を検討していますが、実際にはちゃんとした回収策は取られていなくて、回収には至っていないのが現状です。

何よりも、こうした宇宙ゴミを回収したところで何か利益を得られるわけでもないので、宇宙開発の分野では、実施にそういったことに使われている費用は全体の割合に比べればかなり低いのが現状で、そちらもまた問題になっています。

ん〜、こういった問題に関しては、各国で協力してそういった開発事業への資金援助などのようなシステムを作って欲しいですね。例えば、宇宙開発に関わっている国から、いくらか資金を集めておいて、宇宙ゴミの開発活動を行なった国にはそこから賞金を出してあげるとか……

何か、そういった競争システムなどがない限りは「他の国がやってくれるだろう……」と、なすりつけ合いの気持ちが完全には消し去れずに、なかなかこの分野での開発が進んでいかないような気はしますけどね。

 

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JAXAが開発している宇宙ゴミ回収の技術の今後にも期待です!

 

 

こちらの装置は、2017年2月に実施された実験ではうまく装置が作動せずに失敗していますが、もう少しといった感じですね。こうしたシステムがしっかりと運用されて、宇宙ゴミの数がどんどん減っていけば、本当にノーベル賞などを受賞してもいいのではないでしょうか。

 

磁石で回収できないの?

宇宙ゴミに関して時々ある質問が「宇宙ゴミは磁石などで回収できないの?」という疑問です。実はぼくも小さい頃には疑問に思っていました。

これに関しては、多少の回収などはできるものもありますが、宇宙ゴミはたくさんあるといっても、そこまでまとまって存在するわけではなく、それぞれの距離が遠いので磁力が届かないのと、磁石では鉄やニッケルなどの特定の金属しか引き寄せ流ことができないので、磁石に引き寄せられない金属でできたものは回収できないといった問題などがあるんですね。

近い将来には、どんな宇宙ゴミにも対応できる対策・回収案が実行されるといいですね!

 

 

あとがき

宇宙ゴミ(スペースデブリ)についてのお話でしたが、いかがでしたでしょうか?

宇宙ゴミは1950年代には0だったものが、ぼく達人間が宇宙活動を始めてから一気に数が増えてしまいました。今後は多くの宇宙の謎が解明されて行くでしょうが、いざ解明されて「地球から出て行こう!」というときに、「宇宙ゴミ問題を解決しないと地球から出ることができない……」なんてことにならないといいですね。

宇宙開発だけでなく、こうした宇宙環境の問題の解決についても注目していきたいですね。

 

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