5G Project(プロジェクト)のMassive MIMO(空間多重技術)とは?

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SoftBankが新たなCMで発表した「5G Project」、早い早いとCMでは謳っていますが実際どういうことなのかよくわからないですよね……

「5G」ってことは今までの「4G」に対しての新たな通信回線ができたということなのでしょうか?ということは、また新しい通信プランや通信制限ができてしまうの?

 

kensuke
今回は開始されたばかりの「5G Project」について内容を紐解いていきながらまとめていきます!

 

5G Project(プロジェクト)とは

 

今回の話題としている「5G Project」とは「第5世代移動体通信」の新技術のサービスを広めていくためのプロジェクトで、この技術を2020年までユーザーに順次提供していくことを目的としています。

 

そして今回の「5G Project」の初期段階として2016年9月16日より「Massive MIMO」(空間多重技術)がSoftBank(ソフトバンク)とWireless City Planning(WCP)によって提供が開始されました。

この「Massive MIMO」の技術は、が導入されることで、帯域も広くなり通信回線の混雑が避けられて通信速度の向上が見込めるようになるんです。

 

kensuke
5G Projectはまだ開始されたばかりなのですが、回線速度の向上を目指して初期段階として通信回線の混雑を緩和する措置から始めていくんですね。

 

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Massive MIMO(空間多重技術)とは

「Massive MIMO」の「MIMO」の部分は「Multi Input/Multi Output」の略で、複数のアンテナを使ってデータの送受信を行う技術のこと。今までは同じエリアで使用する端末の場合には、同じ基地局のアンテナがそのエリアにある全ての端末のデータの送受信を担当していました。

この「MIMO」の技術を導入して基地局あたりのアンテナの本数を増やしせば、アンテナが担当する端末の量を分散してデータのやり取りの混雑を避けることができるので、データの送受信をより高速化するのが狙いなんですね!

 

kensuke
コンビニなんかのレジも一つしかないとピーク時には大混雑しますが、たくさんあれば分散してさばけますからね。データの送受信って目には見えないですが、これと同様のことが起こっているんですね。

 

「Massive MIMO」の「Massive」は「大規模」とか「大容量」という意味なので、「Massive MIMO」は大量にアンテナを増やした「MIMO」ということです。「5Gプロジェクト」を掲げているSoftBank(ソフトバンク)とWireless City Planning(WCP)では、従来は4本もしくは8本であったAXGP基地局のアンテナの本数を最大で128本にまで増やす計画をしているんです。

「Massive MIMO」の技術の導入によって一人ひとりに専用の電波を割り当てられる可能性が高まるので、通信速度が遅くなりがちだった駅や繁華街、イベント会場などのなどにおいてもモバイル端末の通信がかなり快適になっていきますよ。

 

kensuke
アンテナの本数が128本とは「Massive」の単語の意味にふさわしく大増量ですね。これからどんどんと扱うデータの容量も増えて、ユーザーも増えるとなると、まずはデータの混雑を緩和してストレスなく通信をできるようにするのはいいアイディアです!

 

 

Massive MIMOの対応地域

「Massive MIMO」技術の導入は全国的にというよりは、データ通信の混雑が起こっている場所や予測される場所に順次導入されていきます。まずは全国43都市で100局ということです。

SoftBankのHPに記載されている導入エリアの一例

全国の主な繁華街

  • 渋谷センター街
  • 新宿歌舞伎町
  • 原宿竹下通り
  • 大阪/天王寺
  • 札幌/すすきの

など

 

全国の主な競技場・イベント会場

  • 東京ドーム
  • 埼玉スタジアム2002
  • 横浜スタジアム
  • 楽天kobo宮城スタジアム

など

 

この他に「主要駅やその周辺」ともアナウンスがありますので、基本的には混雑をすることがないような地域には導入されないみたいですね。

 

 

kensuke
確かにそもそも混雑しない地域であれば「Massive MIMO」の技術自体導入する必要はないですからね!

 

 

 

通信制限について

5Gに向けてのサービスはまだ始まったばかりなので、今後の通信制限等については特に発表されていないですが、現状の4G(LTE)の時点で各キャリアには速度制限があるので、しばらくはそのままの現状維持でいきそうです。

ここ近年は新しい通信回線ができると速度が速くなり、大容量のデータのやり取りができるようになったのはいいですが、その分通信制限ができたりしてその辺りが少し使いにくい感がありますよね。

 

kensuke
5Gへの通信回線の移行が本格的になったときには、こうした通信量の制限も徐々に無くなっていってくれると使用する側としてはかなりありがたいですよね!

 

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あとがき

まだ始まったばかりの「5G Project」ですが、現段階では新しい回線を増やして回線速度自体の高速化をするというよりは、元々ある回線の混雑を緩和してより快適にデータのやり取りができるようにするといった感じですね。

ちょっとこの段階で「5G」と言ってしまうとユーザー側としては、新しい回線でもできたのかなと勘違いしてしまいそうです(実際にぼくはそうだと思っていました)。

 

これからはスマホやタブレット端末などがどんどん普及して通信量も増えていくことが予想されるので、こうした回線の混雑を緩和するための対策は評価できますが、それよりも現状の回線の通信制限の緩和にも着手していった方がよりユーザーのためにはなるはずです。

各キャリアはぜひそうした方向にも目を向けて欲しいものです。

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