WBC公式球とプロ野球のボールの違い!滑るしよく飛ぶ!?値段も調査

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4年に一度開催される野球の世界一決定戦であるWBCが2017年に開催されます。第1回、第2回大会と連覇をした日本ですが、第3回大会は準決勝で破れてベスト4という結界で終わってしまいました。

第4回の今大会は、前回大会の雪辱を果たすべく大会のかなり前から準備が進められ、日本としてもベストメンバーで挑めるように、プロ野球の各チームが選手の派遣にも協力的ですね。今大会はぜひとも決勝まで勝ち進んで、再び世界一の称号を手にして欲しいです。

さて、WBCが開催となるといつも注目が集まるのが日本のプロ野球のボールとWBCの公式球との違いについてですね。特に投手にとってはこのボールの違いがかなり苦戦するものなのですが、「滑りやすい」という意見をよく聞きますよね。ただ、そういった情報はあるものの、実際のところWBCの公式球とプロ野球のボールの違いがどんなものなのかはよくわからないことが多いのが本音です。

ということで、こちらの記事ではWBC公式球とプロ野球のボールの違いについてまとめました。ボールの値段などについても調査したのでご参考にしてください。

 

WBC公式球とプロ野球のボールの違い

WBCなどの国際大会が近づくと毎回話題になるのが、大会で使用する公式球とのボールの違いです。特に話に出てくるのが投手の不安で、ボールがいつも使用しているものとは違うので、すっぽ抜けなどによる失投が多くなったり、変化球の変化量などが違うことからコントロールミスが出やすくなるなど、といったようなリスクが出てきてしまいます。

さらに、野手にとっても特に内野手は守備の送球時のコントロールミスなどにもつながりますし、そうした守備の乱れからチームのリズムが崩れて失点につながったり、ゲーム自体の流れも悪くしてしまう恐れも出てきますね。

こうしたこともあるので、日本のプロ野球で活躍するプロの選手はWBCで勝ち抜くためにも、公式球への対応が必須になってきます。特に世界大会ともなれば、ちょっとした失投でもすぐにスタンドにまで運べてしまうような選手が打線に揃っていますので、スモールベースボールと言われる日本の戦い方としては、そうしたミスや失点はできるだけ避けて少ない失点数で勝っていくのが本来の戦い方であるでしょう。

そして、ボールの違いとして主にあげられるのが、ボール表面の質感の滑りやすさなどですね。

 

ボールの質感や重さの違い

WBCで使用される公式球と日本のプロ野球で使われているボールの違いとして、多くの投手がコメントしているのが、「ボールが滑りやすい」ということです。

実はWBCで使用されているボールは、アメリカのローリングス社が製造しているボールが使われていて、こちらのボールはプロ野球で使用されているものに比べて、表面が乾燥していてツルツルと滑りやすいという特徴があります。

さらにプロ野球のボールに比べてボールの大きさも大きく、重量も重いといったことも挙げられますね。この他にも、縫い目の幅が広くて隙間もあるので、今まで使っていたボーツとは球の変化の感じも変わってくるので、コントロールに苦しむピッチャーが多いのは事実です。

こうしたちょっとした違いではありますが、精密で繊細さのある日本のプロ野球で活躍しているピッチャーにとっては、かなり扱いが難しいボールであることは確かです。

 

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ボールの変化の違い

WBCで使用されるアメリカのローリングス社のボールですが、こちらのボールは日本製のものに比べて、ボールの重心がずれていたり、縫い目が高くて均一でないことから、球の変化にも影響が出ます。

このボールの違いによって、変化球によってはよく曲がることもあるのですが、これは良い面だけでなくデメリットも存在します。WBCの公式球で変化球を投げた場合には、今まで通りの握り方や投げ方ではいつも以上に曲がってしまうので、プロ野球のボールに慣れている投手にとっては、うまくコントロールがつけられずに、コースに決まらないという現象が発生してしまうんです。

また、逆に変化球によっては全く曲がらなくなるものもあるようで、特にカーブの球種を特使としていた投手は、WBCの候補になりながらも公式球では全く変化が出なくなってしまったので落選してしまったということまで起きています。

こうした、変化球が想定しているものとは違った曲がり方をするということから、豊富な変化球も持つ投手やボールの違いに対応できるような投手が、WBCを戦い抜く上では必要になってくるんです。

 

ボールの製造工程の違い

ちなみにこうしたボールの違いには、メーカーの作り方の違いによってうまれるものなんです。

日本メーカーが作っているプロ野球のボールは、なめした牛皮を陰干しなどの工程を加えることで、皮の質を安定させています。それなので、仕上がりも均一になってキメの細かなボールが仕上がるんです。

それに対して、WBCの公式球として使われるアメリカのローリングス社製の公式球は、皮を湿ったままの状態で縫い上げて、そのあとに自然乾燥させるので、皮が含んでいた水分量などによって縮み方などが変わって仕上がりにムラができてしまうことが多いんです。

日本とアメリカで気候なども違うので、一概にどちらがいいとは言えませんが、均一でキメ細かいボールの仕上がりの面で言うと、日本製のものの方がムラが出ないということが言えます。

 

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WBCの公式球は飛びにくいのか?

そしてボールが変わることでもうひとつ変化が出てくるのが、「打球の飛びにくさ」です。WBCで使用される公式球は、日本のプロ野球で使用されているものよりも大きくて重いので、「打球が飛びにくくホームランも出にくい」と思われます。

ただ、実際には日本とMLBとの親善試合などで統一球を実際に打ったMLBの打者たちの多くは「日本のボールの方が飛びにくい」ということをコメントしています。ということなので、実際にはボールの大きさや重さではなく、反発係数がボールの飛び方にはかなり影響してくるようですね。

日本のプロ野球でも「飛びにくい」とされる統一球が導入された2011年にはホームラン数が急激に減少、前年のシーズン全球団のホームラン数が1605本だったのに比べて、2011年のシーズンは939本と前年の6割以下にまで減少しています。

実際にWBCの公式球を使用して行われた2016年の親善試合では、日本のバッターもホームランを打っていましたし、大谷選手などは東京ドームの屋根に入ってしまうような特大のホームランを打ていたので、決してWBCの公式球が飛びにくいということではないようです。

 

 

国際球に対するプロ野球(NPB)の対応

ボールの反発係数に関する隠蔽問題

先ほどお話に出てきた統一球についてですが、日本のプロ野球では2011年度から12球団全てでミズノ製の低反発ゴム材を用いた統一球を採用しています。これに変更した年以降には、チーム打率やホームラン数の減少などの影響が見られたために、実際に反発係数を測定したところ基準値よりも下回っていたということが判明しました。

このことに関して、NPBは実はボールの反発係数が基準値よりも下回っていたことを知っていたのにもかかわらず、公表していませんでした。しかも、2013年のシーズンにはミズノ側に基準値を下回らないように指示をして、それを公表せずに隠蔽していたということも判明し、問題にもなったんです。

 

国際基準に公式球を近づける

このような問題の後に、反発係数については見直しが入って、基準値の幅が狭すぎるので、2015年シーズンからは、今まで使用していた基準値を「目標値」として設定し直して、現在では反発係数の基準値の上下限を設けないようにしています。

そして、統一球を導入した当初の目標のひとつである「WBC公式球に近づける」という目標に向かって新たなスタートを切ってはいますが、実際にはボールの大きさなどの変更はなく、このままの状態で行くのかにいては未だ解決されない問題になっているんですね。

 

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メジャーリーグ(MLB)で活躍する選手はなぜ困らないのか

野球の世界一を決める大会ということで、中立的な立場で行われそうなWBCですが、実はそれに使用されているボールはメジャーリーグで使われいるものと同じものが使われています。そもそも大会がメジャーリーグベースボール(MLB)機構とMLB選手会によって立ち上げられた大会だからですね。WBCという大会自体、メジャーリーグの力が世界一であることを示したい大会だったのでしょう。

ということなので、WBCの開催にあたって、メージャーで活躍する選手を多く出場させることができるチーム(国)は、比較的有利に戦いを進めることができるということになります。

大会を企画・運営しているMLB機構が、自分たちの力の誇示と、大会運営による収益の面を考えて大会を開催していると考えると、彼らが自分たちにとって、できるだけ有利に戦いを進めるためにシステムを作り上げているということは仕方がないことです。プロ野球から参戦する選手の多い日本が苦戦するのは、他の組織が開催している大会に参加する以上、受けいるしかないことでもあるんですね。

ただ、逆にそうしたハンデを乗り越えて掴んだ世界一の称号は、日本のプロ野球の力をさらに示してくれるものになるでしょう。

 

 

日本とメジャーリーグのボールの違い

日本とメジャーリーグのボールの違い

  • 日本
    大きさ:およそ22.9cm 重さ:およそ141.7g 縫い目:低い
  • メジャーリーグ
    大きさ:およそ23.5cm 重さ:およそ148.8g 縫い目:高い

こうしたボールの違いには日本のプロ野球とアメリカのメジャーリーグの規定数値の決め方によって出てきています。

日本やアメリカのプロのリーグで使用されるボールの規格は、公式野球規則でサイズや重さなどに対して一定の幅が設けられていて、その規格値に入っていれば合格になります。

ただ、日本とアメリカの場合にはこの規格値の目標とする数値の設定が異なっていて、日本の場合には規格値の下限値を目標としているのに対して、アメリカの場合には規格値の上限を目標としているのです。ということなので、日本のプロ野球では規格値のギリギリ下限の小さくて軽いボールが使われていて、アメリカのメジャーリーグでは規格値の上限の大きくて重いボールが使われているということになるんですね。

 

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WBCのボールの値段

プロ野球に関係ない人はほとんど触ることのない野球のボールですが、実際にこのボールってどのくらいの値段がするのかご存知でしょうか?

プロ野球で使用されている公式球の値段は1球あたり2,600円とまずまず高い値段となっています。プロ野球の試合ではこのボールが1試合あたり120球ほど使用されるので、およそ30万円が毎試合かかっているという計算になりますね。各球団年間の自球団での主催試合はおよそ70試合なるので、ボール代だけでも2,100万円もの出費になるということになります。結構な額ですね……

 

そして、気になるWBCの公式球のお値段ですが、定価で5,500円とプロ野球で使用されている公式球に比べて2倍以上の価格になっています。WBCの大会でも日本のプロ野球と同じように1試合あたり120球の公式球を用意するとなると、ボール代だけでも66万円もかかってしまうんですね。大会を開催するのもかなり大変だ……

 

 

 

あとがき

日本のプロ野球とWBCの公式球との違いについては、2016年のシーズン終了後に行われた国際親善試合でも、日本を代表する投手陣がコントロールに苦しみ、ボコボコと打たれていたのはかなり印象的でしたね。

もちろん相手のバッターのレベルも高いのはもちろんありますが、大会本番ではそんなことは言い訳にできません。日本の投手は特にWBCの公式球には苦しみそうですが、第1回大会や第2回大会ではそういった状況であったのにもかかわらず優勝をすることができたので、やってやれないことはないはずです。

今回も日本代表の活躍には大いに期待しましょう!

 

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