【書評】しないことリスト/pha(京大卒・元日本一のニート)

Sponsored Link

先日、親友が書店でたまたま手に取った本が、ぼくのスタイルに合ってそうっていうので、本を贈ってくれた。京大卒の元日本一のニートである pha さんが書いた本、『しないことリスト』。

ぼく自身はこの人に出会ったのは 5 年くらい前、ちょうどノマドワーカーに興味があった頃で、いろいろその辺の界隈の人たちの情報を集めているときに、ノマドっぽさのない pha さんがノマドワーカーに紛れて一緒に対談している動画を観たのを覚えている。

当時は、本を出したいからクラウドファンディングで資金を集めていたりして、なんか面白そうな人だなとは思っていたけど、いつの間にか忘れ去られていた。そうしたら、親友がたまたま送ってくれた本の著書で、実際に本人には会ったことはないけれど、久しぶりの友達に会った感じがしてめちゃくちゃ嬉しくなった。

 

 

 

京大卒の元日本一のニート

pha さんがニートになった理由は単純で、『たくさん寝たいから』(笑)。そんな理由で大学卒業後に勤務していた会社を 3 年で辞めています。肩書きが『元ニート』になっていたので、何か始めたのと思いきや、年齢が 35 歳以上になったので単純にニートの定義から外れた ってだけらしいです。

 

総務省が行っている労働力調査における、15~34歳で、非労働力人口のうち家事も通学もしていない方を、いわゆるニートとして定義しています。

厚生労働省HP

 

相変わらずの生活スタイルは変えていないみたいで、その辺のブレない感じが本物のニートさを漂わせています。

 

 

 

お金より時間

仕事を辞めてからのほうが人に会う頻度が圧倒的に上がって、まともに人付き合いができるようになった、と思ったのだ。

僕にとってはお金があることより、時間があることのほうが重要だった。

しないことリスト/pha(第 1 章 お金で解決しない)

 

ぼく自身もこれはものすごく共感できて、会社員として仕事をしていた頃は、友人に会ったりする時間がほとんど作れなかった。単純にぼくの力不足もあるかもしれないが、仕事に区切りがなかなかつかないのだ。土日や祝日なんて関係ないし、昼夜を問わず仕事も電話も入る。ちょっとしたときに食事に行っても、仕事が入って運転するかもしれないからお酒も飲めないし、一緒に食事に行った相手にも気を使わせてしまって申し訳なかった。

仕事ばっかりだったため、お金を使う時間も場面もないし貯金はできたけど、『結局お金だけあっても何にも楽しくない』ってことを身を持って感じれた時期だった。仕事帰りに飲みに行ったり、美味しいものを食べに行ったり、家族と過ごせたりするのは幸せなんだな って悟って、もうこんな環境に身を置くまいとぼくは退職をした。そうしたらやっぱり時間もできて人と会う頻度も増えたし、それと一緒に新たな出会いも増えた。

 

Sponsored Link

 

積み上げてきたものは捨てる

得て積み上がったものが自分を縛る枷になって、しがらみだらけで自分の好きなように動けなくなるからだ。だから、積んだものはすぐに捨てることが重要なのだ。

しないことリスト/pha(第 1 章 積み上げない)

 

ぼくはこれまで高専で土木を、大学で地学を、専門学校でドラムを学んできたけど、今は結局どれも生きていく上で役に立っていないです。以前会社に勤めていた頃は、仕事上の資格を取るのに土木の知識は多少は役に立ったけど、実際に仕事では現場に出てどれだけいろいろなことを考えて、経験したかってことがものを言うので、学んだことが直接効いてきたってことはほとんどなかった。

これについては、ぼく自身がうまくやれていないだけなんだけど、飽き性なところもあるので、同じことをずっとやるってことができない。意識して積み上げてきたものを捨てているわけではないのだけど、気づけば自然とそういう環境に身を置いています。

ずっと積み上げられる人ってすごいと思うし、その分野のエキスパートになるからカッコイイけど、ぼくはそれは性分に合わないし、できない。でも、別にそれで困ったことはない。

 

 

 

怠け者ほど仕事がはやい

「頑張るのは無条件でいいことだ」という精神論をまず捨てよう。がんばることもいいけど、それよりも一番いいのは「頑張らないでなんとかする」ということだ。

 

怠け者ほど仕事をやりたくないので、どうすれば早く効率的に仕事を終わらせられるかを真剣に考えるからだ。

しないことリスト/pha(第 2 章 怠惰は美徳である)

 

会社勤めをしていた頃、周りの人を巻き込んで仕事をうまく進めている人がいた。その人は仕事自体やる気はなかったし、仕事をやらないためにはどうすればいいかいつも考えていて、仕事を減らすための策を考える。実際に大したことをしなくても、クライアントをうまく丸め込んで仕事を終わらせていたし、こんなうまいやり方もあるんだな と、とても勉強になった。

なんに対しても完璧を求めるのもいいけれど、完璧を求めていつまでも時間がかかるより、ここまでできれば大丈夫って形を作って、さっさと済ませてしまうことも大切。結局自分の中で完璧を作っても、第三者にとっては完璧でないのだから。

 

誰にとってもその人自身が世界の中心だし、自分自身の価値観が絶対的な基準であるのは当然のことだ。

だから、自分が他人の世界の中で取るに足らない存在であったり、他人の価値観でダメな人間であってもきにする必要はない。

しないことリスト/pha(第 2 章 大きく見せない)

 

Sponsored Link

 

あとがき

pha さんの生活スタイル自体には共感はできないけど、考え方の部分では共感できる部分が多かった。これを贈ってくれた親友はやっぱりぼくのことを良くわかっている。pha さんとはベクトルは違うけれど、ぼく自身も仕事を辞めてよかったとしか思っていない。

 

会社を辞めることを決断したのも、「辞めるなら早いほうがいい。この先何十年もこの会社で働き続けるなんて自分には無理だし、そんな先まで生きているかわからない。来月死んだら死ぬ間際に、今の仕事を辞めなかったことを後悔するだろう」と考えたのが決め手だった。

しないことリスト/pha(第 4 章 長生きしない)

 

 

 

周藤賢祐のプロフィール

prof1

著者:周藤賢祐

群馬県出身 岡山大学卒

『自分の好きなこと・やりたいことをしながら人生を楽しく生きていく』をテーマに、自分の人生を実験として生活しています。人生でやりたい 100 のリストも実行中!

詳しいプロフィール

Facebook https://www.facebook.com/kensuke.shuto

Twitter  https://twitter.com/kensukeshuto

note   https://note.mu/kensuke_shuto

記事をシェアしていただけたら嬉しいです

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です