これで一発合格できた!一級土木施工管理技士の勉強のコツ

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建設会社に勤めると、特に土木の分野(建築はまた違います)では必ずといっていいほど必要な資格が一級土木施工管理技士です。受験資格としてもそこまで長い経験年数も必要なく、たいていの人は 20 代半ばくらいで受験資格が得られ、若いうちから資格を持つことができます。逆に言うと、これの資格をとってようやく技術者としてのスタートラインに立てたと言っていいですね。

それだけ業界にとってはスタンダードな資格であり、技術者として土木業界で仕事をしていくためには絶対に必要な資格です。基本的にはしっかりと計画的に勉強をすれば受かると言われている資格なので、計画的に勉強をしていきましょう。一週間前になって焦ったところで、どうにもなりません。

 

kensuke
ぼくは一級土木施工管理技士の資格は一度の受験で合格することができたので、仕事をしながらうまく勉強していくための方法についてまとめていきます。

 

土木施工管理技士について

土木施工管理技士とは

特定業種の技術を認定した国家資格である施工管理技士の一種で、国交省の認定資格です。一級と二級があり、一級は監理技術者もしくは主任技術者として施工監理業務ができ、二級は主任技術者として施工監理業務ができるようになります。

基本的には実務経験さえあれば受験資格は得られるので、受験のために特別何かしなくてはいけないということはありません。二級の方が短い経験年数で受験資格が得られるので、二級の資格をとって、一級の受験資格を得たら一級を受けるといった流れがスタンダードです。ぼくの場合は二級は受けずに一級のみの受験でした。

 

 

一級土木施工管理技士の合格率

施工管理技士の毎年の合格率は公表されていて、ここ数年は 20 % 前後で推移しています。ただ、オリンピックに向けて技術者の需要が高まったこと、技術者の数が足りないことを考慮すると今後はこの辺の数字が変わってくるかもしれません。

現に、マークシートで機械的な採点が行われる一次試験とは違い、試験官が採点する二次試験はここ 2 年の合格率が多少上がっています。

 

一級土木施工管理技士の合格率

平成 27 年度の合格率(一次試験合格率 54.6 % 、二次試験合格率 37.3 % ) 20.4 %

平成 26 年度の合格率(一次試験合格率 58.5 % 、二次試験合格率 39.5 % ) 23.1 %

平成 25 年度の合格率(一次試験合格率 60.0 % 、二次試験合格率 35.3 % ) 21.2 %

平成 24 年度の合格率(一次試験合格率 54.8 % 、二次試験合格率 34.6 % ) 19.0 %

 

kensuke
受験者にとってはこの数年がチャンスです!

 

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試験の申し込みと試験日

一級土木施工管理技士の試験は、毎年 4 月に 2 週間程度の試験申し込み期間があり、一次試験は 7 月の第 1 週日曜、二次試験は 10 月の第 1 週日曜に開催されます。一次試験の合格発表は 8 月の半ばから後半にかけて発表され、結果発表から二次試験まではおよそ 1 ヶ月程度です。二次試験の合格発表は年が明けてからの発表になります(だいたい 1 月 15 日前後)。

 

 

合格ライン

一次試験、二次試験ともに合格ラインは得点の 60 % 以上と設定されていて、そこまで高くはありません。しっかりと計画を立てて実行しましょう。

 

 

試験地と受験料

試験地は、札幌、釧路、青森、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、岡山、広島、高松、福岡、那覇とされているので、地方の方は受験が少し面倒ですね。受験料は一次試験、二次試験ともに 8,200 円ずつかかります。

 

平成28年の試験に関しては、

 

 平成28年一級土木施工管理技士試験日程

一次試験(学科試験)
試験日  :平成28年7月   3 日(日)
合格発表日:平成28年8月17 日(水)

二次試験(実地試験)
試験日  :平成 28年10 月   2 日(日)
合格発表日:平成 29年    1月17 日(火)

 

 

の予定で実施されます。

 

 

 

一級土木施工管理技士試験に受かった勉強法

一次試験の勉強

一級土木の一次試験は、毎年 7 月の第 1 週の日曜日に開催されます。年に一度の試験ですので、ここに照準を絞るだけで大丈夫です。

基本的には総合的な土木の現場に携わっていれば、現場を経験しているだけで試験問題に出題される知識はついていきます。ただ、やはりそれだけではカバーできていない部分も多いので、そういった部分は自分で勉強する必要があります。細かいニュアンスも知っておく必要がありますし、ここで勉強をしておけば、二次試験のときが楽になります。

 

勉強を始める時期

これは早ければ早い方がいいですが、ぼくは受験する年の 1 月から勉強を始めました。半年間の勉強期間ですね。やはり、仕事をしながらだとなかなか時間が取れなかったり、仕事の後だと勉強をするほどの体力が残っていなかったりと、なかなか思うようには進まないので、これくらいは余裕を見ておくと精神的にもかなり楽です。

 

kensuke
余裕を持って毎日少しずつ勉強した方が後々楽ができます!

 

具体的な勉強法

まずは参考書を手に入れるところからです。過去問をベースに全体の分野をカバーしている参考書がおすすめです。過去数年分( 5 年分くらい)の過去問のみがまとめられた参考書でもいいですが、ぼくは過去問を解くよりかは、はじめに全体の基礎力をつけるためにそういった参考書を購入しました。

参考書の購入に関しては、心配になるとあれもこれも欲しくなりますが、とりあえずは自分が「読みやすい」「分かりやすい」と思ったものを 1 冊だけ買ってください。何冊も買っても買っただけで満足してやらないことが多いです。2 冊目の参考書が欲しいのであれば、初めに購入した参考書をやりきって余裕が出てきたら購入するようにしてください。

 

勉強の進め方ですが、ぼくは勉強を進めるにあたって自分の中でひとつのルールを決めました。それは「どんなに忙しくても、毎日最低 3 問は問題を解く」ということです。仕事をしていると、睡眠時間が 1 〜2 時間しかとれないなんてこともざらでしょうが、多少睡眠時間が削れても、ぼくは寝る前に最低 3 問は解いていました。 3 問なら時間がかかっても 15 分もあれば解けるはずです。

ただ、半年前から勉強を始めたとはいえ、 1 日 3 問では全然足りないので、あくまで最低ラインが 3 問であることを忘れないでください。ぼくはなるべく参考書を近くに置いて、トイレに行くとき、ご飯を食べているとき、少しでも時間があれば参考書を開く癖をつけていました。あとは休日もできるだけ時間をとって勉強するようにしました。

 

kensuke
最低限、同じ参考書を 3 回はやろう!

 

なぜ毎日やろうと決めたのか

「平日は仕事で忙しいので、休日にまとめて勉強しよう!」多くの人がそう思うかもしれません。実はぼくも初めはそう考えていました。ただ、仕事が忙しいと休みの日に勉強しようと思っても、なかなかできないんですよね。そうすると休みの日の終わり頃には、「今日は全然できなかった」なんて嫌悪感に襲われますし、「今から頑張ろう」なんて夜から勉強を始めて、仕事始めが辛かったなんてこともありました。

ぼくは「あとでまとめてやろう」って思っていても、締め切りギリギリになってとか追い込まれないと行動できないんですよね。なので、少しでもいいから毎日コツコツやっていこうと決めました。結局「平日は忙しいからやらない」って思う癖がついていると、やるべき休日になっても「今日は気分がのらないからやらない」って、そちらでも先延ばしにする癖がついてしますんですよね。

 

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二次試験の勉強

一次試験の結果がわかるのは例年 8 月の半ばから後半にかけてですので、一次試験の結果がわかってからの勉強では 10 月の第 1 週にある二次試験までは 1 ヶ月ちょっとということになります。基本的には一次試験の解答は試験後(翌日)に公表されるので、自己採点して自信があるのであればなるべく早めに二次試験の勉強も始めましょう。

 

二次試験については、経験記述が試験の大きな部分を占めますので、ぼくはこちらから取り組みました。

自分の経験した工事の中からひとつを選び、それについて過去の問題傾向からどんな問題が出ていたのかをピックアップして、すべての項目についての文章を作成しました。よく、「今年はこれが出そうだ」といって、ヤマを張ってそれだけを覚えていく人がいますが、そんなことしなくても、これまで出題された項目についてすべての文章を考えていれば、別に何が出題されてもいいわけなので、精神的にも楽です。

ときどき、今までなかったような変化球的な問題が出題されたりもしますが、他の質問についての文章を作成していたら、それらを組み合わせて文章が作れるので、急な問題でも対応しやすくなります。

 

ぼくの場合は、経験記述の文章は二次試験の 1 ヶ月前には作成を終わらせ、上司に添削してもらい、すべて暗記していきました。経験記述について添削してくれるサービスもあるようですが、特にそういったものを利用しなくても問題ありませんでした。

 

基本的には一次試験の知識があれば十分ですが、二次試験はマークシートではなく自分で回答を記述しなくてはいけないので、しっかりと回答できるようになっておく必要があります。記述以外の問題については、わざわざ二次試験用に参考書を購入しなくても、一次試験のもので復習すれば大丈夫です。

(実地試験の試験対策に関しての記事は別にも書いたのでそちらも参考にしてください。参考記事:一級土木施工管理技士の実地試験の勉強法!経験記述は一度書き出す!

 

 

 

 

問題用紙は持ち帰る

ぼくは自分が回答した内容を試験後に知りたかったので、試験時間内に問題が解き終わっても、必ず最後まで残り問題用紙を持ち帰えりました(もちろん、自分がどれを回答したかも問題用紙にも書いておきます)。

 

そうすると、自己採点をするときもそのままそれを見て採点すればいいだけですし、自己採点をすれば結果を踏まえて、二次試験の準備に取りかかることができます。

早く試験から解放されたいのはわかりますが、早く退席したところで、その 1 時間程度の時間で何か生産的なことをするわけではないですよね。それだったら、試験に合格するということに焦点を当てて、試験に合格するために効率のいい選択をすべきです。 1 回で試験に合格すれば、何度も勉強に時間をかけるという無駄な時間を過ごさなくてすむわけですから。

 

 

 

マインドセット

試験勉強をするときにはしっかりとしたマインドセットをしておくと、勉強も辛くなくなります。ぼくの場合は給料面やキャリア形成のことを考えて、「資格はできるだけ早くとって、給料を上げて、早く昇進してやろう」という思いで勉強をしていました。

 

ぼくが在籍していた会社では一級土木の資格を取っただけで毎月の収入が 2 万円プラスになりました。これを取っただけでも年間で 24 万の差が出ます。それ以外にも昇級のスピードにも違いが出て、 30 歳くらいで資格も持っている人と持っていない人では、給料面で年間で 100 万以上の給料差がありましたし、40 代の人だと最大で年収に 500 万くらい差が出ていました。

ちょっとしたことですが、ここでの一歩の違いが数年後に大きな違いとなって現れているのを目の当たりにしてきたので、「絶対に一回で受かる」と決意したのです。

 

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あとがき

社会人は、仕事以外のことにも時間や気力を費やさなくてはならないので、なかなか思ったように資格勉強に時間を費やすことができないです。そういった中で、しっかりと結果を出して行かなくてはいけないのは、かなり大変ですが、そういった中でも、自分の出来る範囲で普段の生活にちょっとした工夫をして時間を確保するように心がけましょう。普段の生活の中にも省ける無駄な時間はきっとあるはずです。

 

 

 

 

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