花見団子の由来とは?なぜ3色なのかには意外な意味があった!

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お花見のといえば、桜の木の下で仲間と集まって美味しい料理やお酒を楽しむのが醍醐味ですよね。お花見のときにみんなで持ち寄った料理を楽しむのもいいですが、ぼくはそれ以上に和菓子を桜の木の下で食べるのがなんとも風情が感じられて気持ちがいいです。

お花見のときに食べる和菓子といえば、花見団子がありますが、この花見団子がなぜ食べられるようになったのかご存知でしょうか?

こちらの記事では、花見団子を食べるようになった由来や、花見団子の色が3色になった理由についてご紹介していますので、ぜひお楽しみください。

 

花見団子の由来

それでは、早速、お花見のときに花見団子を食べるようになった由来のお話からご紹介していきます。

実は花見団子をお花見のときに食べるようになったのは、古くは豊臣秀吉の時代からと言われています。豊臣秀吉の時代と言っても、ちょっと想像しにくいですよね。西暦でいうと1598年(慶長3年)です。現代からだと、400年以上も前から食べていたということになりますね。

この時代に、豊臣秀吉は京都の醍醐寺で開いたお茶会で、「全国の美味しいお菓子を取り寄せて楽しもう」と企画をしました。さすがは当時の天下人、全国からお菓子を集めるなんてなかなかできるものではないですね。

このときに食べたのは、花見団子というよりはお菓子全般であったのですが、「花見のときにお菓子を食べるようになった」きっかけを作ったのは豊臣秀吉であるというように言われています。

 

花見団子は庶民から広がる

そして豊臣秀吉の後に、徳川家康が天下統一をして江戸時代になると、「花見のときにお菓子を食べる」という習慣は庶民にもどんどんと広がっていきました。ただ、庶民が豊臣秀吉のように全国から好きなお菓子を集めて食べるといったことはなかったでしょう。

というか、考えてみれば今でこそ配送業やインターネットの普及で全国や世界各地から、お菓子を注文することができますが、当時にそれをやっていたというのは想像もできないですね。

ということで、花見団子が食べられるようになったということなのですが、これに関しては「団子屋が花見の季節に売り出したのがきっかけ」ではないかという一説もあります。

確かに、こういう機会を狙って売り出せば、商売人としては儲けどきですからね。現在のクリスマスやハロウィンなどのようなものと考えればいいでしょうか。こういった季節の行事やイベントを通じて、商品を売り出すという考えは昔からあったようですね。

 

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なぜ花見団子が3色なのか?その意味とは…

花見団子って3色のものが多いですよね。ぼくは個人的に甘じょっぱいみたらし団子が好きだったのですが、大人になってから3色団子も好きになりました。この3色団子の色については、あまり知られていないですが、実はそれぞれの色にちゃんとした意味があるんですよ。

これについては諸説ありますので、いくつかご紹介していきますね。

 

団子の色は季節を表している

3色団子の色って、よくよく見てみると、ほとんどのものが赤(もしくはピンク)・白・緑になっているものが多いですよね。実はこれ、3色の団子の色を使って季節を表しているんです。

団子の色と季節の関係は、赤は「桜」で春、白は「雪」で冬、緑が「新緑」で夏を表しています。確かに言われてみれば、そんなイメージはありますね!

ということなので、3色の団子の色が「春夏冬」の意味を表しているのですが……

「あれ?……ちょっと待って、秋がないではないかっ!?」日本の季節は「春夏秋冬」の四季ですよ!

 

なのですが、

実はこれにもちゃんと意味があって、「秋がない」から

「秋ない」→「飽きない」

と転じて、「毎年団子を食べていても飽きがこない」という語呂合わせの意味が込められているのです。なんとも面白いですね(笑)

 

3色で「春」を表している

上記の3色が別々の季節を表す説以外には「3色のそれぞれが春を表す」というものもあります。この場合には赤は先ほどと同じように「桜」、白は「白酒」、緑が「よもぎ」を表しています。

「白酒」って、ぼくも聞いたことがなかったのですが、桃の節句に飲むお酒のことを指すんです。緑の「よもぎ」は春先の野草ですよね。「よもぎ」と聞くと、小さい頃の春先に祖母とよもぎを摘みにいって、よもぎ餅を作ったのを思い出します。やはり春を感じさせてくれる野草ですね。

この3色が揃って、「春の季節感を感じることができる団子」ということで花見団子は3色になっているという説です。

 

他にも、もう少し細かいもの理由もありますが、ほとんどが団子の色を季節のものに見立てているというものが多かったです。なので、大きな分類をすると「3色で季節の変化を表す」「春の様子を表す」の2つに分けられます。

 

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団子の順番にも意味がある

何気なく3色の団子が刺さっているような花見団子ですが、実は3色の団子の順番にも意味があるんです。

その理由のひとつは、「桜が咲く順番を表す」ということです。桜が咲く順番と聞いてもピンとこない方も多いでしょう。というか、ぼくはまるでピンときませんでした(笑)

桜が咲く順番というのは、赤いツボミがついた後に、白い花が咲き、そして花が散った後には緑の葉が成長していく、ということです。ん〜、なるほど、言われてみれば確かにそうですね。桜の花って近くで見ると意外と白いですからね。

もうひとつの意味は、「早春の情景を表す」ということです。こちらも正直なところ、ぼくは全くピンときませんでした(笑)

こちらは、高いところにある真っ赤な太陽と桜、その下には白い雪が残り、さらにその隙間から緑の新芽が顔を出しているという情景です。こちらも、話を聞いて「なるほど〜」といった感じでしたね。

昔の人たちは、季節の行事や食べ物にうまく理由づけや関連付けをしていますよね。

 

3色の花見団子は縁起物

そして、この3色の団子には「縁起物」の意味も込められています。

昔から「桜の木には神様が宿る」とされていて、赤白緑の3色は神様が喜ぶ色だと考えられているんです。確かに言われてみれば、「紅白」の色は縁起がいいとされていますし、同じく春の和菓子である桜餅にも紅白のものがあったりしますよね。

ただ、緑の色については個人的にはよくわからなかったのですが、実は緑には「邪気を払う」という意味があるんです。ということなので、花見団子は3色揃って食べれば「緑色で邪気を払って、紅白の縁起を受け取る」ということになりますね。そう聞くと、「花見団子」ってかなり縁起のいい食べ物です。

それを「神様が宿るとされている」桜の木の元で美味しくいただくのですから、ありがたいご利益がありそうですね。

 

 

あとがき

お花見のときには何気なく食べていた花見団子ですが、実は以外にも400年以上前とかなり古くからお花見のときに食べらていたんですね。しかも、団子の色が3色なのも季節感を感じさせてくれたり、縁起が込められていたりと、実はめちゃくちゃありがたい食べ物でした(笑)

なんだか、縁起物ということを知ったら、お花見だけでなくて「運気を上げたいっ!」ってときにも食べたくなりますね。

 

団子と一緒に桜餅も美味しいですよね!
>>>桜餅の葉っぱの種類は何?食べる食べないのマナーや作り方

 

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