平成の次の元号(新年号)の候補予想と決め方!誰が決めるの?

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兼ねてから話題になっていた天皇陛下の生前退位の話に新たな動きがありました。現在の天皇陛下は在位30周年の節目である2018年12月31日で退位をされて、2019年1月1日から現在の皇太子様が新天皇に即位されるということで今後は話が進んでいくとのことです。

そして新天皇陛下の即位のときに発表されるのが、日本の元号(年号)です。「平成」として定められている元号は生前退位であっても、現在の天皇陛下が退位されるのであれば新たなものが発表される決まりがあります。現在の天皇陛下の生前退位の話が調整段階に入ったことから、政府は次の元号(新年号)についての検討にも入っていく模様です。

こちらの記事では平成の次の元号(新年号)の決め方や候補について、そして元号を決めるときのルールや条件などについてまとめました。

 

元号(年号)とは

元号とは、(※)紀年法を用いた日本独自のもので、年号としてよく使われている西暦に対して「和暦」という名称で呼ばれています。「西暦があれば、特に必要がないのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、その歴史は古く、645年に「大化」が使われたのが始めとされています。

それだけ古くから使われてきた日本独自の歴史あるものですし、西暦はキリスト教を基にしているものでもあるので、日本の歴史を考えるのであれば、元号で区切って歴史の流れを見ていった方が、流れもわかりやすいでしょう。

歴史の年号を覚える受験生にとっては大変なことかもしれませんが、自分の住んでいる国に古くから使われている歴史と伝統のあるものなので、いきなり使わなくなってしまうのも、自国のアイデンティティを失ってしまいそうですね。

※紀年法とは

年を数えたり記録する方法のことで、無限のシステム・有限のシステム・循環システムの大きく3つの方法に分けることができます。

  • 無限システム
    ある年を始点にして、経過年と遡及年を数えるシステムで、キリスト紀元や仏暦などがこちらに当たります。西暦は無限システムということになりますね。
  • 有限システム
    君主の即位などによって年号が変わるシステムで、日本の天皇陛下の即位で元号が変わるしくみは、こちらの有限システムにあたります。
  • 循環システム
    干支などのように一定の周期で繰り返される年号のシステムで、数年後に再び同じ年号に戻ってくるといった方式のものです。

 

 

元号(年号)を決めるのは誰?

元号についてですが、疑問に思うのは一体誰が決めているのか?です。元号は新しい天皇陛下が即位されたときに変更されるので、天皇陛下が決めているのか?と思っていましたが、実は違いました。

元号を決めるための法律である「(※)元号法」の第1項では、「元号は政令で定める」と定められています。ということなので、元号については内閣(政府)が決めているということになるんです。

これまでの決め方では、元号を決めるための一時的な組織として、有識者による「元号に関する懇談会」というものが開かれて元号について議論していくつか案を出し、それを政府が審査・検討をして最終決定を行うといった流れになっていますね。

(※)元号法とは

1979年(昭和54年)に閣議決定された法律で、日本の元号をについて定めた法律です。本則は2項のみとなっていて、日本法律の中で最も条文が短い法律になります。

  • 第1項:元号は、政令で定める
  • 第2項:元号は、皇位の継承があつた場合に限り定める

 

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平成の次の元号(年号)の候補予想として噂されているもの

天皇陛下の生前退位については、その方向で話を進めるとのことになったばかりですが、早くも次の元号についてはいくつかの案が予想されています。特に多いのが次の2つです。

平成の次の元号の候補予想として噂されているもの

  • 安始
  • 安久

安始についてはかなりオカルトチックではありますが、未来人が現代の時代に来て予言したものとされているので、信憑性についてもなんとも言えません(これから決めることなので信憑性も何もないですが)。ただ、かなり話題にはなっています。

そして、安久については学者たちの間で噂されているものであり、こちらも信憑性は低いです。ただ、先ほどの有識者による「元号に関する懇談会」などには東大の教授などが参加していたので、そういったメンバーから次の元号についての話がこぼれてしまったという可能性もあり得ますね。

不思議な共通点ではありますが、どちらも「安」という漢字から始まっています。こう考えると、次の元号には「安」を使った元号になる可能性が高いのか……とも考えてしまいます。

 

 

元号(年号)の決め方やルール

さて、元号について他にも気になるのは「元号の決め方」についてです。これまであった元号では「明治」「大正」「昭和」「平成」などといったように、漢字2文字となっているので、ある一定のルールの基で元号が制定されているということが予測できますね。

先ほども出て来た「元号法」では、本則が2項のみと短いですが、これだけでは元号を選定する際にガイドラインがないので、1979年の大平内閣によって「元号選定の手続きについて」の条件が定められています。

 

元号(年号)選定についての条件

元号の制定についての具体的な要領

  1. 国民の理想としてふさわしいようなよい意味を持つものであること
  2. 漢字二字であること
  3. 書きやすいこと
  4. 読みやすいこと
  5. これまでに元号又はおくり名として用いられたものでないこと
  6. 俗用されているものではないこと

参考:Wikipedia

先ほど、全て漢字2文字と言いましたが、やはりそうした基準がありました。他にも「書きやすい」「読みやすい」といった条件もありますので、先述した「安」の漢字は確かに使われてもいいかもしれませんね。

それから公式ではないですが、これまでの傾向から「頭文字のイニシャルが重ならないもの」になるのではないかと、噂にもなっています。

明治が「M」、大正が「T」、昭和が「S」、平成が「H」なので、確かに「安」という漢字を使えば「あん」や「やす」なので、「A」か「Y」となって被ることはなさそうです。

 

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元号(年号)が変わるタイミングは?

元号が変わるタイミングについては、元号法の第2項で「皇位の継承があったときに改める」とされていますので、基本的にはそれに則る形になります。平成から次の元号に変わるタイミングについては、現在話が進んでいる生前退位の話であれば、2019年1月1日から新天皇が即位するとされていますので、2019年1月1日から次の元号に変更となるはずです。

ただ、いきなり新しい元号に変わってしまった場合には、書類や一般生活などにも支障が出て来てしまいます。そういったことも踏まえて、事前の準備ができるように政府は2018年の夏には次の元号を発表する予定であるということを明かしています。

確かに、2018年になった初日に元号が発表されてしまうと、お正月ということもありかなりワタワタとしてしまいますからね。前もって発表するという判断は良いのではないでしょうか。ただ、そうなると元号発表までは、残り1年半程度となります。2017年には衆議院の解散の噂や東京都議会選なども控えていますので、政権に変動があったりした場合には多少の混乱があるかもしれませんね。

 

 

 

平成の時の元号(年号)の候補

ちなみにですが、平成のときには「修文(しゅうぶん)」「 正化(せいか)」という他に2つの元号の候補が挙がっていました。こちらの元号の候補は、東京大学の名誉教授4名によって候補案が選定されて、当時の内閣官房長官であった小渕恵三さんによって検査・選定がされています。「平成」の案を考案したのは安岡正篤さんという方なんです。

こちらの元号については、せっかく挙がったので、次の元号に使われても良い気もしますが、現段階ではあまりそのような話は聞きませんね。やはり、元号を決定する際の世の中の状況を見て、今後の世の中がどうなっていって欲しいのかの願いを込めて決定するものでもあるので、「その時々で考案する」というスタイルで考案・選定されていくのでしょう。

 

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元号(年号)は決まっていても直前で変更になる場合がある

そして、現在噂が挙がっている平成の次の元号についてですが、あまり早い段階から噂になったり、TVや新聞などで取り上げられている元号案については、変更される場合があります。

実は「昭和」の元号を決定する際にも、元々は違う元号の予定だったのですが、ある新聞社が先に発表してしまったために急遽政府側が変更したという過去があるんです。

やはり、政府としてもサプライズではないですが、先駆けて国民に知られてしまっているというのはあまり都合が良くないようですね。確かに、元号法の第1項で「元号は、政令で定める」とされているので、先に国民が知ってしまっていたら、政府が定めたという感じが薄れてしまうというのもわかる気がします。

元号については「政府が決めてくれるもの」と割り切って、国民側があまり騒いでいない方が、政府も選定しやすいかもしれませんね。

 

 

平成の元号は長く続いている

天皇陛下の生前退位が行われると、2019年1月から元号が変わります。そうなると「平成」の元号は30年間続いたということになりますよね。実はこれ、元号の中ではかなり長く続いた部類に入るのです。これまで長く続いた元号を見てみましょう。

 

長く続いた元号

昭和(しょうわ)

昭和はこれまでの元号の歴史の中では最も長く続いたもので、64年まであります。当時の天皇陛下が25歳という若さで即位したこともあり、かなり長い期間続いていますね。戦争もあり、日本の経済成長もあった20世紀の日本を象徴する元号でした。

 

明治(めいじ)

明治も長く続いた元号で、昭和に次いで45年と2番目に長い元号になっています。こちらの元号の時代の天皇陛下はなんと10代の若さで、即位されていらっしゃいます。明治は19世紀後半から20世紀にかけての世紀の変わり目の元号でした。

 

応永(おうえい)

歴史が好きでないと覚えている方は少ないかもしれませんが、応永は室町時代にあった元号で、35年あります。応永の元号の期間は1394年8月2日から1428年6月10日と現在から600年も前の時代のものですね。それが第3位にランクインしています。

 

平成(へいせい)

そして歴代の元号の中で4番目の長さに入るのが平成です。2019年1月に元号の変更があるとすれば、平成30年まであることになり、元号の歴史では4番目の長さに入ることになります。第5位の元号は25年の長さになりますので、現段階でもすでに超えていますね。

 

延暦(えんりゃく)・正平(しょうへい)

5番目の長さの元号は2つあり、どちらも25年続いたものです。これはかなり歴史が好きな方でないとわからないかもしれませんね。

延暦は奈良時代の782年9月30日から806年6月8日の期間の元号で、今から1,200年も前の時代の元号です。

そして、正平は1347年1月20日から1370年8月16日の期間の元号で、期間の長さが第3位の元号である「応永」の少し前の時代の元号です。

 

こうしてみると、近年の元号に長いものがありますが、かなり昔の元号も長く続いているものがありますね。近年は天皇陛下の即位のタイミングで元号が変わっているイメージがありますが、かつては戦争などの歴史の大きな変わり目となる出来事があったタイミングで変わることもありました。

今回の場合には生前退位ということと、2020年の東京オリンピックが近いこともあるので、区切りの良い平成30年にするか、オリンピックのある2020年を次の元号の元年にするか意見が分かれていたかもしれませんね。

 

 

あとがき

全国民が気になっている平成の次の元号ですが、実は元号を定めるための法律まであり、政府が定めているということでしたね。2020年には東京オリンピックも控えていますし、日本がまた新しい時代に向けて新たなスタートを迎えるのにはいいタイミングかもしれません。

生前退位されるご予定の現天皇陛下ですが、2019年1月には85歳を迎えられています。退位後もお元気で長生きをしていただきたいですね。

 

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