奈良東大寺のお水取りとは?修二会の日程・時間や混雑状況を調査

スポンサーリンク

奈良の東大寺で行われる「お水取り」とはなんだかわかりますか?ぼくは人生の中のほとんどを関東地方で生活していたので、あまり行事としては知らなかったのですが、よくTVで紹介されていたので、かなり気になっていました。

気になっていたのもあって調べているうちにどんどんと行きたくなってきたので、どの日がいいのか、日程や混雑状況についても調べてまとめましたので、ぼくと同じく「混雑が嫌い」なんて方は、「修二会」に参加するときのご参考にしてください。

 

奈良東大寺のお水取りとは

毎年春先になるとTVなどで中継される、奈良の東大寺の「お水取り」とは、東大寺にある二月堂で行われる「修二会(しゅにえ)」で行われる行事のひとつです。ただ、この儀式自体が「修二会」の中でも一番と言っていいほどのメイン行事になっているので、東大寺での「お水取り」と言った場合には、「修二会」全体のことを指していることもあります。

これはぼくも勘違いしていましたのですが、実際にはそういうことなんですね〜

というか、「修二会」という言葉自体、ぼくは聞き慣れなかったことなので、果たして、「修二会」とはどんなものであるのか?についても調べました。

 

修二会(しゅにえ)とはどんなもの?

「修二会(しゅにえ)」というのは、仏教のお寺で行われる行事のことで、ぼく達が日常の生活の中でで犯してしまっている色々な過ちを、神や神聖なものの前で懺悔して、悔いを改めるためのものなんです。

そういえば、ぼくは神社などに行っても、いつも自分のお願い事をするだけで、自分の罪について神様に告白して、悔い改めるなんてことしたことがほとんどない気がします。でも、よく考えたら、お願いだけ聞いてもらって、自分の悔いを改めないなんて都合がいいですよね。

せっかくこう行った機会があるのであれば、1年に一度だけでも、過去の自分を振り返って、心を洗い流すのにはいい機会かもしれませんね。ぼくも、願い事をする前に懺悔をして悔改めます。

この東大寺で行われる「修二会」では、自分の犯した罪を神聖な存在の前で告白して悔いを改めるとともに、人々の幸せを願うための行事として行われています。

ちなみに、「修二会」は「2月に修する法会」という意味が込められているので、そう呼ばれるようになりました。東大寺にある「二月堂」の名前も、実はこの行事が由来しているんです。

 

東大寺の修二会

東大寺で行われる修二会は、二月堂の本尊である「十一面観音菩薩(じゅういちめんかんのんぼさつ)」の宝前で懺悔を行います。東大寺は古くからおるお寺だけに、実は1260年以上も続いている歴史のある行事なんですよ。

1260年以上も続いている行事と聞くと、かなり神聖な行事であるということがわかりますよね。どの時代であっても、自分の犯した罪においてはしっかりと、改めて先に進むという人間の成長と幸せを願う姿勢が、現在と同じようにあったということが歴史からわかりますね。

 

スポンサーリンク

 

東大寺で修二会が行われる期間

東大寺で行われる修二会の期間は、毎年2月20日から3月15日の間に行われます。ただ、2月中に行われるものは「別火」と呼ばれる支度期間の前行なので、本格的な法会は3月1日和2週間に渡って本行が行われます。

行中の中でも3月12日の深夜(13日の午前1時半頃)に行われる「お水取り」という行事は、若狭井という井戸から観音様にお供えする「お香水(おこうずい)」をくみあげる特別な儀式として、毎年かなりの人が訪れるんです。

他には、お水取りを行うために道明かりとして毎晩、松明(たいまつ)に火が焚かれて上げられます。この松明のことは「お松明」と呼んでいて、東大寺の修二会のことを「お水取り」や「お松明」と呼ぶこともあります。

 

 

修二会の日程や時間

東大寺での修二会の開催日程は、本行は毎年3月1日から14日の2週間に行われて、本行中であるこの期間には、お松明が毎日10本ずつ上げられます。そして、修二会の中でも一番人が集まる12日の深夜には「お水取り」の行事が行われ、当日に上げられる松明も他の人は違って、大きな籠松明が11本上がるので、行事の中で一番の盛り上がりを見せるんですね。

新年でもないのに、お寺で深夜に行事が行われるのって珍しいですよね。しかも、かなり大々的に行われるので、周辺に住んでいる人にとっては、新年に新たな目標を定めて、3月に自分の過ちの懺悔をする機会があるので、行事に参加するだけでも、かなり自分と向き合える時間が作れそうですね。関東でもこういう大きな行事があるといいんですけどね。東大寺の「修二会」参加するときには、関東からだとかなり気合を入れて出発しないといけないんですよ。その分、気合を入れてたくさん懺悔できそうですけどね(笑)

3月1〜11日と13日には19時からおよそ20分間程度お松明が上げられて、12日は19時30分から、14日には18時30分からお松明が上がるので、期間中は時間だけ間違えないようにしてくださいね。

一番大きな行事である「お水取り」は、時間的には12日の26時(13日2時)頃から始まります。

修二会の「お松明」と「お水取り」の時間帯

お松明の時間帯

  • 3月1〜11日・13日>>>19:00〜(20分程度)
  • 3月12日>>>19:30〜(45分程度)
  • 3月14日>>>18:30〜(20分程度)

 

お水取りの時間帯

3月12日26時(13日2時)頃から

 

スポンサーリンク

 

お松明の効果

修二会の本行が開催されている期間中には、「お松明」が毎日行われていますが、実はこれにはある効果があるんです。

それは……

 

「無病息災」の後利益

 

です。

でも、でもですね、「お松明を見れば、無病息災の後利益がある〜」というわけではないんです。実は「お松明」からちゃんとした無病息災の後利益を得るためには、「お松明」の火の粉を体に浴びないといけないんです。

「火の粉を体に浴びる……」って、なんだか少し怖いですよね。服とか焦げそうだし、頭にかかったら髪の毛が燃えてしまいそう……(笑)

って、笑いごとではないのですが、「神聖なお松明の火の粉を浴びる」ということで、体の中にある悪いものがなくなって行くということなのでしょうね。でも、正直ちょっと怖いのはあります。特に近くで見学する方は服を焦がさないように注意してくださいね。

 

 

修二会の混雑状況

修二会の期間中(3月1日から14日まで)の間で一番混雑するのは、もちろん「お水取り」がある12日です。その次が土日なります。毎年そういう傾向があるので、特にどの年でも変わることはないでしょう。

12日には通常よりも大きな籠松明が上がることと、深夜にお水取りの儀式が行われるために、それをめがけて毎年2〜3万人もの人が訪れます。2〜3万人ってかなりの人ですよね。日本武道館でも収容しきれないほどですから、それが東大寺に集まるとなると、現地は何がなんだかわからないほどです。

ちなみに混雑がピークになる頃には、二月堂の手前の「大鐘」広場から一方通行になってしまい、お松明は立ち止まって見ることができないほどになります。なんだか、愛知万博の「冷凍マンモス」を思い出しますね……動く歩道に乗ったままで、10秒くらいでさらっと終わってしまったのを覚えています。

混雑具合としては夕方の18時前くらいから「大鐘」の広場が人でいっぱいになって、大行列ができるといった感じですね。「大鐘」が満員になると入場規制がかかってしまうので、その場合にはせっかく現地に行っても「お松明」を見学することができなくなってしまいます。「時間があるし、大丈夫だろうとタカをくくってギリギリの時間に行ってしまうと、観ることができなかった……」なんてことになりかねないので、時間には余裕を持って現地に到着するようにした方がいいですね。

ちなみに、「修二会」の開催期間中には東大寺は平日でもかなり混雑するので、「お松明」を火の粉を浴びるほど近くで観たいのであれば、16時半頃までには現地に到着するようにしておくといいですよ。

それから、東大寺の周辺にはコインパーキングはそれなりに多くあるんですけど、日にちによっては全て満車になるほど混雑してしまいます。周辺の道路もかなり混雑して大変なので、基本的には車よりも公共交通機関を使って向かった方が、結果として時間の短縮にはなります。

 

スポンサーリンク

 

混雑を避けるには

「修二会」の開催期間中にはかなり混雑する東大寺ですが、混雑を避ける方法があるのであれば、ぜひ知りたいところですよね。ただ、結果的には全国から注目の集まる行事なので「混雑しない日はない」という結論になります。

それでも多少でも混雑を避けることができるのは、3月初旬の平日です。一番の行事は12日の「お水取り」になるのですが、単純に「修二会に参加したい!」という理由で東大寺に行くのであれば、その方が多少はゆっくりと「お松明」が観覧できるはずです。

しばらくすると、TVなどで中継されたりして、皆さん思い出したかのように一気に人出が増えてしまいますので、その前に行くのが最も混雑を避けるのには良い方法ですね。

 

ただ、ちょっと気になるのは「平日は12日よりはお松明が小さい」ということでしょうか。それでも、12日以外は16時半頃までに到着すれば、かなり近くで「お松明」を観ることができるので、「お松明」の後利益を近くで受けたいのであれば、3月の初旬の平日に行くことをオススメします!

ちなみに、日にちによっては17〜21時(16時からのこともあります)の間に周辺の道路が交通規制されて、かなり混雑するので、車だと全然進まなくなってイライラしてしまいます。先ほども書きましたが、基本的には電車などの公共交通機関を使った方が混雑を避けるためには無難です。

 

お松明を観るときは寒さ・火の粉対策を忘れずに

無病息災のご利益のある「お松明」ですが、そのご利益を得るためには「お松明」の火の粉を体に浴びなくてはいけないので、場合によっては服が燃えたり、焦げてしまったりしてしまうことがあります。せっかく後利益を受けたとしても、服がきれなくなってしまってはなんだか残念な気分になりますよね。

そのため、「お松明」を観るときにオススメしたいのが、ポリ塩化ビニルなどの燃えにくい素材でできたポンチョなどを上に羽織ることです。そうすれば、火の粉が体にかかっても服が焦げてしまう心配もなくなりますし、思い切り(?笑)火の粉を浴びることができます。

しかも、「修二会」があるのは3月の前半です。3月とは言っても夜はまだまだ寒いので寒さ対策が必要になってきますが、ポンチョを上から羽織れば防寒対策にもなるのでちょうど良いんですよ。

 

kensuke
ちなみに、ポンチョを着ていても多少隙間から火の粉が入って着てしまったりするので、着ている服も焦げても良いような、古着などを着て行くことをオススメします。

 

スポンサーリンク

 

東大寺二月堂へのアクセス方法

東大寺へのアクセス方法

住所:奈良県奈良市雑司町406-1
電話:0742-22-3386
JR・近鉄奈良駅から市内循環バスを使うのであれば、「大仏殿春日大社前」で下車すれば徒歩5分程度で東大寺に到着です。近鉄奈良駅からの徒歩だと、だいたい20分程度でしょうか、歩けるのであれば健康のために散歩しながら現地に向かっても良いですね。

二月堂は東大寺の東側にあるので、間違えないように進んでくださいね。

 

 

 

 

あとがき

いかがでしたでしょうか?

毎年3月に奈良県の東大寺で行われる「修二会」についてまとめてきました。「修二会」の行事の中でも「お水取り」の行事の日にはかなり混雑をするので、出かけるときにはかなりの覚悟を持って出かけるようにしましょう。

こちらの記事でもご紹介しましたが、混雑を避けて「お松明」を観るのであれば、3月初旬の平日に訪れるようにすると良いですよ。それから夜はかなり寒いので、防寒対策も忘れずにしていくようにしましょう。使い捨てカイロがあるとかなり助かりますよ。

いくら「お松明」に「無病息災」の後利益があるからと言っても、寒い中自分から何も準備もせずに行くのは、神様も「やれやれ」と思われるでしょう(笑)天命は人事を尽くしてこそ訪れるものです。

 

スポンサーリンク

 

記事をシェアしていただけたら嬉しいです