桜餅の葉っぱの種類は何?食べる食べないのマナーや作り方

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春先によく食べられているモノのひとつに「桜餅」がありますよね。ぼくが小学生の頃には、学年が変わる修了式のときには学校から必ず紅白の桜餅が配られました。個人的には小さい頃はこの桜餅の葉っぱが結構苦手だったんですよね。

というか、小学生の頃には桜餅の葉っぱは剥がして食べていましたが、実際にはこの桜餅の葉っぱって食べてもいいのでしょうか?

こちらの記事では、桜餅の葉っぱを食べる食べないの正しいマナーや、桜餅の葉っぱの種類、そして桜の葉の塩漬けの作り方についてまとめています。

 

桜餅の葉っぱの種類は何?

桜餅の中でも重要な部分であるのが「桜の葉っぱ」です。この桜の葉っぱは実は昔と現在では使われているものが違っているのを知っていますか?

かつて(江戸時代の頃)には「ヤマザクラ」の葉っぱが使われていました。この理由は単純にヤマザクラの葉っぱが採れやすかったからではないかと考えられます。現在の隅田川では春にはソメイヨシノの桜が咲くことで有名ですが、実は江戸時代の頃には隅田川の周辺にはヤマザクラが植えられていたので、この葉っぱが使われていたということなんですね。

そして、現在使われているのはほとんどが「オオシマザクラ」の葉っぱです。オオシマザクラの葉っぱが桜餅の葉として好んで使われるのは、葉っぱの大きさが大きいこと、葉っぱが柔らかいこと、葉に含まれる「クマリン」という成分がヤマザクラの葉っぱよりも多く含まれているという特徴があるからなんですね。

ここで出てきたクマリンは芳香物質のひとつで、これがあることで桜餅特有のあの「香りの良さ」が出るということになるんです。確かにいい香りではあるんですが、ぼくは子供の頃はあの味が苦手で、食べるときにお餅の方にもあの香りが移ってしまっているのがちょっと嫌でしたね。

ちなみにオオシマザクラの多くは、伊豆半島南部の温暖で雨の多い機構で育ったものが良いとされていて、そちらの地域ではたくさんのオオシマザクラが栽培されています。初夏の頃に生えてくる若い葉っぱを摘み取っているので、柔らかい状態で使うことができるんですね。オオシマザクラには葉っぱの裏に桜の葉特有の産毛が生えていないのも食用として使われるようになったひとつの特徴でもあります。

 

なぜ桜の葉っぱが使われたのか?

桜餅がなぜそのようなネーミングになっているのかについては、もちろん、桜の葉っぱが使われているからなのですが、ではなぜ、桜の葉っぱがお餅に巻かれるようになったのかをご存知でしょうか?

桜餅の葉っぱの起源については「発想としては柏餅を参考にしているのであろう」といった情報があるので、そういったところからお餅に葉っぱを巻く習慣ができたのだと考えられます。そして、その巻物として桜の葉が使われるようになったのは、「お菓子(お餅)が腐るのを防ぐためではないか」とされているんです。

実は江戸時代の頃には「桜の樹木は水を綺麗にする」というように考えられていたんです。隅田川などの川の堤防に桜が多く見られるのは、こうした理由があるからなんですね。ということなので、その桜の葉っぱをお餅に巻けば、お餅がすぐには悪くならずに保存期間が長くなるという理由で使われていたと考えられます。

こうした、昔の人の知恵って面白いですね。

 

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近所の桜の葉っぱで桜餅はできるのか

桜餅の由来はお餅に桜の葉っぱが巻いてあることだから、近所の桜の葉っぱを使えば食用ではないけれど、形的には桜餅になるのかな?と思われる方もいるかもしれませんね。

ただ、結論としては、個人的にはそれはオススメしません。

理由としては、もちろん食用ではないということがありますし、ほとんどの桜の葉の裏には産毛などが生えているので、食べることは難しいです。たとえ食べなくても、防虫対策のために桜の木自体に消毒などをしている場合もあります。

そういったものを、葉っぱ自体を口にしないとはいえ、食べるものに直接付けているのってなんだか嫌な気持ちになりませんか?万が一、お餅に消毒液などがついてしまった場合には、健康面にも影響が出てきてしまいそうですから、近所にある桜の葉っぱを使うのはやめた方がいいでしょう。

何よりも公共の場の桜の葉を取るのはモラル的によくないということもあるので、もし、ご自宅で桜餅を作るのであれば、桜の葉は自分で塩漬けにしたものを作るか、ネットショッピングでも安く販売されているのでそういったものを購入する方が安全です。

 

 

 

桜餅の葉っぱは食べる食べない?の正式なマナー

桜餅を食べるときに話題になるのが、「桜餅の葉っぱは食べるのか?食べないのか?」といった問題です。ぼくは今までそこまで気にせず、食べてはいなかったのですが、一体どちらが正式なマナーなのでしょうか。

一応、桜餅の葉っぱについては、一般的には「桜餅は葉っぱごと食べるのが通である」と言われています。ぼくはお餅と一緒に葉っぱをほとんど食べたことがないので、通な食べ方では食べていなかったということですね(笑)

これは、桜餅に使っている桜の葉っぱは、わざわざ柔らかくて食べやすい「オオシマザクラ」の葉っぱを使っていますし、それをさらに塩漬けにして食べやすいようにしているので、もちろん食べるものとして考えていいでしょう。お餅の甘さと桜の葉っぱの適度な塩っ気がいい感じでマッチして楽しむことができるということなんですね。

 

お茶会の場などでは注意が必要

ただ、先ほどの話はあくまでも一般的な話であって、お茶会の席などのかしこまった場所では、注意が必要な場合があるんです。

これは茶道の流派による違いが大きく、「桜餅から綺麗に葉っぱを剥がして、葉っぱを折ってお持ちの下に敷いておき、残った葉っぱや葉の軸は懐紙などに包んで持ち帰るのがマナー」とされている流派もあれば、一緒に食べるという流派もあります。ぼく自身「お茶会」というものに出席をしたことがないので、まるで知らなかったのですが、いざお茶会に出かけることがあったら、事前に確認しておく方が良いでしょうね。

ちなみに桜餅は関東の小麦粉で作った桜餅と、関西のもち米で作った桜餅でも桜の葉を「食べる」「食べない」が別れたりするみたいなので、そこは各地域の風習に従って判断したほうがいいようです。

ただ、桜の葉に含まれている香りの成分の「クマリン」には、発ガン性があるとも言われているので、許されるのであればあまり食べない方がいいかもしれませんね。ぼくは個人的にあの桜の葉の香りが逆に苦手なので、基本的には食べないですが(笑)

 

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桜餅の葉っぱの塩漬けの作り方

自宅で桜餅の作る場合にはもちろん先ほどご紹介したようにネットで桜の葉っぱをご購入してもいいのですが、材料を揃えることができればもちろんご自宅でも作ることが可能です。こちらでは桜餅に使う桜の葉の塩漬けの作り方をご紹介いたします。

桜の葉の塩漬けの作り方

桜の葉の塩漬けに必要な材料

  • 桜の葉:50g
  • 塩:10g
  • 白梅酢:50cc

 

桜の葉の塩漬けの作り方の手順

  1. まずは使用する桜の葉が破れないように、葉っぱの表面を1枚1枚丁寧に洗てください。個人的には水洗いで十分でした。
  2. 桜の葉を洗い終わったら軽く水を切って、熱湯に通します。あまり長時間つけてしまうと色が抜けてしまうので注意してくださいね。そのあとは一度桜の葉を冷水につけて、水を切ります。
  3. 漬物容器などに、用意した分量の3分の1量の塩を先に入れておきます(今回は10gの塩を用意したので3g程度)。
  4. そうしたら、容器の中に大体同じくらいの大きさの桜の葉を10枚程度を、順番に並べていきます。
  5. 容器の中に桜の葉を並べ終わったら、残りの塩を全てを葉の上からふりかけて、最後に白梅酢を周りに注ぎ込んでください。白梅酢が無いときには、塩水(濃度20%程度)でも代用できるのでこちらの方が楽です(笑)
  6. あとは上から落し蓋の重しを乗せればOKです。
  7. そのまま冷暗所または冷蔵庫で2~3日保存したら完成です。

こちらの方法でなら、材料があれば2〜3日でできるので簡単にできますね。材料も最低限桜の葉と塩があればできるので、桜の葉っぱさえ手に入れば作れますね(それが一番難しいのですが 笑)。

完成したものは、保存用の袋に入れて軽く塩水を入れて空気を抜けば冷蔵庫で保存しておけますよ。もちろん、冷凍庫でも大丈夫ですが、解凍が面倒なのとなんとなく香りが落ちてしまう感じがあります。

 

 

あとがき

いかがでしたでしょうか?

今回は桜餅の葉っぱの種類や食べる食べないのマナー、そして桜の葉の塩漬けの作り方についてご紹介しました。実は桜餅の葉っぱは食用の桜の葉である、オオシマザクラの葉が使われていたんですね。

マナーについてはお茶会などの正式な場であれば流派に従う方が無難ですが、それ以外の場所であればあまりこだわる必要はないかもしれません。もちろん、お店などで食べる際に店員さんにオススメされれば一緒に食べるのがいいとは思いますが、あとは個人の好き好きでいいのではないでしょうか。個人的にも桜の葉の味は苦手なので、基本的には剥がして食べるようにしています(笑)

 

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