馬頭星雲の撮影方法!位置や場所・大きさ・距離についても解説

スポンサーリンク

馬頭星雲は暗黒星雲ということもあるので、撮影については「難しそう……」と思われる方もいらっしゃるのですが、実は用意するカメラもそこまで高価なものを購入しなくても撮影ができたりします。

天体観測の初心者の方はあまり馬頭星雲を観測することはないかもしれませんが、ちょっと慣れてきたときにはこうした暗黒星雲と呼ばれる天体も観測してみてはいかがでしょうか?

こちらの記事では、馬頭星雲の撮影方法や位置などについて解説していますので、最後までぜひお楽しみください。

 

馬頭星雲の位置や場所・大きさ・距離について

馬頭星雲はオリオン座の方角で観測することができる暗黒星雲で、馬の頭のような形をしていることから「馬頭」という名前がつけられています。個人的には馬頭星雲の拡大写真ばかり見ていたので、あまり馬の頭のイメージがなかったのですが、下の写真のようにある程度の距離が離れていると「馬が左側を向いている」という感じがわかる気がします。

 

 

@eri.piscesがシェアした投稿

 

でも、なんとなく水面から頭を出している竜のような生物の方が個人的にはしっくりきます。ネッシーみたいなやつとか……

暗黒星雲とは

暗黒星雲は星雲の一種ですが、光り輝く散光星雲とは違って光を吸収してしまう性質があるので、観察をすると、明るい星雲などを背景にして影のように映るものです。馬頭星雲の周りにもピンク色の明るい光があるので、そのおかげで馬頭星雲の影がしっかりと映し出されているということになります。

詳しくはこちらで解説しています。>>>暗黒星雲とは?ブラックホールとの違いや大きさについても解説

 

映像として観る馬頭星雲もまた立体感があって感動的です。

 

 

スポンサーリンク

 

位置や場所は?

馬頭星雲の位置や場所については先ほど出てきましたが、地球から見るとオリオン座の方向にあります。ちょうどオリオン座の真ん中にある3つ星の左下、3つ星の一番東側にある「アルニタク」のすぐ南側ですね。

 

 

背景には散光星雲のIC434があるので、まるでオーロラの光のカーテンのように輝いています。この散光星雲があるおかげで、暗黒星雲である馬頭星雲は観測することができるんですね。

 

大きさや距離はどのくらい?

馬頭星雲の大きさについてですが、天球上での見かけの大きさが4’程度と言われていて、人によっては数光年程度(10光年以下)のではないかという意見もあるので、そこまで大きい星雲とは言えないかもしれませんね。それでも、1光年は9.5兆kmなので、地球規模で考えるとかなり大きなものになりますが……

ちなみに馬頭星雲までの距離については、地球から1,100〜1,500光年程度と言われています。ちょっと距離には幅がありますよね。これは馬頭星雲が光を吸収してしまうので、観測や解析がしにくいからなんです。

そもそも、1,000光年以上離れているということは、現在見えている馬頭星雲も今から1,000年以上も前に放たれた光から見えているもの(正確には馬頭星雲は光ってはいませんが……)ですから、馬頭星雲は今では馬の形をしていない可能性もあるということになりますね。

 

 

馬頭星雲は眼視できるのか(肉眼で観れるのか)?

馬頭星雲は星雲そのものから光が出ているわけではないので、観測するのもそのままの状態ではよく見れない場合が多いです。基本的に肉眼では観測することができないと言ってもいいでしょうね。

馬頭星雲を観測する場合に、双眼鏡や天体望遠鏡などを使って観測するとしても、専用のナローバンドフィルターなどが必要になってきます。

 

 

ナローバンドフィルターを使うと、馬頭星雲の背景にあるIC434などの光がより際立つようになるので、馬頭星雲のような暗黒星雲の観測がやりやすくなります。

通常の光り輝く天体だけでなく、暗黒星雲などの光を放出していない天体の観測を眼視で行う場合には、こうしたフィルターなどを取り入れることを検討してみましょう!

 

スポンサーリンク

 

馬頭星雲の撮影方法

馬頭星雲の天体撮影については、通常のデジカメでも撮影することができます。最近のデジカメはそのくらい性能が良くなっているんですね。

 

 

数十万円もするデジタル一眼などを買わなくても、このくらいの値段の一眼レフでも十分に馬頭星雲を撮影することができるんです。露出時間の調整ができるものであれば結構撮影できるものが多いんですよ。

ただし、馬頭星雲を撮影するためには、露出時間を長くする必要があるので、赤道儀の仕様がマストになってきます。

 

 

赤道儀っていうのは、こんな(↑)やつです。ご存知のように地球は自転運動をしていますので、夜空に浮かんでいる星も時間とともに少しずつ動いているんですね。地球上にいるぼく達から観ていると、そんなに早く動いているようには感じませんが、実際に天体撮影をするとたった2秒の露出時間でも星がブレて写ってしまうようになります。

赤道儀はその地球の自転運動に合わせてカメラの向きを調整してくれるアイテムです。本格的な天体撮影をする場合には欠かせないものなんですね。馬頭星雲の撮影を行うときには数十秒単位での露出時間が必要になってきますので、赤道儀は必ず用意しましょう。

これはあくまでも最小限のアイテムですので、他にも望遠レンズなど自分の撮影したい対象や像に対して必要なものを揃えて行くようにしてくださいね。

天体撮影の機材は一通り揃えるとなると数十万円単位のお金が必要になってきます。まずは知り合いなどを頼って、使わせてもらったりして、色々と試してみるといいですよ!

 

 

あとがき

馬頭星雲の撮影方法や位置などについて解説してきましtが、いかがでしたでしょうか?

馬頭星雲は暗黒星雲ということで、特に初心者の場合には天体観測の対象として進んで選ばれるようなものではありませうん。ただ、天体観測に慣れてきたときには、光るものではなく、こうした通常ではなかなか観察することができない影の部分にも注目してみると、また宇宙の神秘さを目の当たりにすることができます。

 

天体観測のためのこちらの記事も人気です!
>>>オリオン大星雲の撮影方法!見つけ方(位置)や双眼鏡/望遠鏡の選び方も
>>>プレアデス星団(和名すばる)の神話と宇宙人の話!見つけ方も紹介
>>>星空をスマホ(iphone/Android)で撮影する方法!おすすめのアプリも紹介
>>>天体双眼鏡の選び方!天体観測の初心者におすすめの倍率や値段は?
>>>北極星の見つけ方!位置は北斗七星からの距離で判断できる

流星群に関する情報は……
>>>4月こと座流星群が見れる方角やピーク(極大)時間は?

天文学に関するこちらの記事も人気です!
>>>宇宙旅行の費用はどのくらい?実は日本人の芸能人も応募していた!
>>>地球の寿命の残りと年齢はどのくらい?人類生存には移住が必要!
>>>宇宙の果てにあるものは何?果てまでの距離が何光年かは観測できない!
>>>月の裏側が見えない理由!秘密基地や宇宙人・かぐや姫の噂も検証!?
>>>満月のときの願い事の書き方!金運がアップする願い事の方法
>>>新月とは?満月と新月の違いや意味を解説
>>>中秋の名月はいつ?意味と由来は?【中秋】と【仲秋】は実は違う!

 

スポンサーリンク

 

記事をシェアしていただけたら嬉しいです