ホタルイカの沖漬けに寄生虫はいる?作り方(レシピ)や賞味期限も紹介

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3月から5月にかけての春の味覚のひとつに「ホタルイカ」があります。特にホタルイカの沖漬けはお酒のつまみなどにもあいますし、自宅でも簡単に作ることができるので、ちょっとしたときでも重宝しますよね。

ただ、気になるのはホタルイカの体内に生息していると言われる「寄生虫」です。ホタルイカについてはこうした怖さもあるので、なかなか作るのをためらってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?

こちらの記事では、ホタルイカを生で食べる沖漬けに寄生虫はいるのかについて、そして安全な沖漬けの作り方や賞味期限についてもまとめていますので、ご参考にしてください。

 

ホタルイカの沖漬けには寄生虫はいる?

生のホタルイカには寄生虫が生息している

冒頭で生で食べることは基本的に禁止されていると書きましたが、そこからも判断できるようにホタルイカの体内にはぼく達の人体に影響を与えるような寄生虫が生息しています。

それについては厚生労働省が発表している資料からもわかるのですが、生のホタルイカの中にはおよそ7%前後の寄生虫(旋尾線虫幼虫)が生息しているというデータもであるので間違いはないです(生食用ホタルイカの取扱いについてより)。

このデータは非加熱の状態で生食用として東京都内の大手小売店で販売されているホタルイカのものですが、全国的にもこのくらいの割合で寄生虫が生息していると考えてもいいでしょうね。ということなので、生のホタルイカの中にはおよそ1割に近い確率で、寄生虫が生息しているということになるので、10匹のホタルイカを生の状態で食べれば、ほぼ確実に寄生虫に当たってしまうということになります。

こうした危険性も踏まえて、ホタルイカに関しては基本的に生のままで食べることは禁止されているのです。まぁ、この事実を知ってしまったら、禁止されていなくても生のままでは食べたくないですけどね(笑)

 

沖漬けには寄生虫はいるのか?

それでは、こちらの記事の一番の本題になっている「ホタルイカの沖漬けに寄生虫はいるのか?」ということですが、これに関しては、「正直どちらとも言えない」というのが本音です。

それはどういうことなかというと、寄生虫は沖漬けを作る前にきちんとした処理をしていれば除去することができる(正確には死滅させる)からです。

なので、入手したホタルイカがしっかりと寄生虫対策の処理がされていれば沖漬けであっても、寄生虫による感染の心配をする必要はありませんのでご安心ください。

 

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沖漬けとはそもそもどういうもの?

さてさて、それではそもそも、沖漬けとは一体どういったものなのでしょうか?

個人的には、なんとなく「生のホタルイカを醤油やみりんに浸けて味付けをしたもの」というイメージです。

ということで、調べてみたのですが、沖漬けは「イカやアジなどを醤油で漬け込んだ料理」ということでした。ぼくのイメージもあながち間違えてはいませんでしたね。一説では、「漁師さんたちが、船の上に自家製のタレを持ち込んで、釣り上げたホタルイカをそれに漬け込み食べる」なんて話もありましたが、先ほどの寄生虫の話もあるので、生のまま漬け込むというこの話はさすがにないでしょうね(笑)

(本当にそうしている漁師さんがいらっしゃいましたら、すいません……)

 

寄生虫が感染するとどうなる?

ここまでは、ホタルイカに生息する寄生虫についてお話をしてきましたが、それでは一体寄生虫に感染するとどうなるのでしょうか?

実は、ホタルイカの体内に生息している寄生虫(主に旋尾線虫幼虫)に感染すると「腸閉塞」や「皮膚病」「急性腹症」「皮膚爬行症」などを引き起こす可能性があります。ぼくはホタルイカとは関係ないのですが、個人的に何度か「腸閉塞」にはかかったことがあるのですが、かなり苦しかったですね。1週間程度の入院も必要でした……

こうした症状は、発症までの時間にも差があって、「急性腹症」は早いと数時間から数日程度で発症しますし、「皮膚爬行症」は2週間程度で発症したりもします。

 

安全な沖漬けを作るには?

ここまで読んで来て、ホタルイカの寄生虫による怖さについては、理解していただけたでしょうか?いや、ぼくはまとめていて、正直ホタルイカの沖漬けを食べるのが怖くなって来ましたよ……

ただ、安心してください。先述しましたが、ホタルイカの体内に生息している寄生虫はきちんとした処理をしていれば死滅してしまうので、安全に食べることができるんです。ホタルイカを安全に食すためには、「加熱処理」もしくは「冷凍処理」をすれば寄生虫は死滅してくれます。

ということなので、販売されているホタルイカを購入する際には「ボイルしたホタルイカ」であれば、加熱処理がされているので、寄生虫の心配をすることなく食べることができますね。

 

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ホタルイカの冷凍処理をするには

加熱処理とは別の、ホタルイカの寄生虫を処理する冷凍処理の方法ですが、ホタルイカに生息している寄生虫は、-30度以下の冷凍庫に4日間冷凍しておくことで、死滅すると言われています。この冷凍処理に関しては、温度が低ければ低いほど効果が高く、-35度以下であれば15時間程度、-40度以下であれば40分〜1時間程度で死滅してしまうということが先ほどの厚生労働省の「生食用ホタルイカの取扱いについて」でも、公表されています。

ということなので、生のホタルイカを使って沖漬けをする場合には必ず「冷凍処理をしたホタルイカを使う」ようにしてください。冷凍処理をしていないホタルイカを食した場合には、先ほどの確率(7%前後)で元気な寄生虫を体内に取り込んでしまうことになり、救急車や医療機関のお世話になってしまうことになってしまいます。

ということなので、寄生虫の処理がされていない生のホタルイカは絶対に口にしないようにしましょう。処理のされていないホタルイカを「踊り食い」なんてしようものなら、「救急車を呼んでください」といっているようなものです。

ちなみに、出荷時にもこうした危険があることを注意書きによってラベルなどで喚起するようにしている場合もあります。ただ、これには特に法的な制限もされていないので、小売の段階では注意書きがされないまま販売されていることが多いです。ということなので、こうした生のホタルイカを購入するときには、消費者の方がしっかりと注意をしておかなくてはいけないのです。

最後は食べた自分の責任になりますから、自分の身は自分で守るようにしっかりと注意しておきたいですね。

ホタルイカの冷凍処理の温度と所要時間

  • -30度以下 4日間
  • -35度以下 15時間以上
  • -40度以下 40分〜1時間以上

冷凍庫の温度を-40にまで下げることができれば、ものの1時間ほどで冷凍処理ができてしまうということですね。ただ、よく考えてみれば、家庭用の冷蔵庫ではなかなかこの温度まで下げることができるものは少ないのではないでしょうか。

ということなので、現実的には「家庭での冷凍処理は難しい」ということになりますね。

 

 

ホタルイカの沖漬けの作り方

ホタルイカの沖漬けの作り方

ホタルイカの沖漬けに必要な材料

  • ホタルイカ
  • 醤油 2
  • 料理酒 2
  • みりん 1

 

分量は(mℓ)などの単位ではなく、書く材料の比率です。ホタルイカの分量で量を調整してみてください。

 

ホタルイカの沖漬けの作り方の手順

  1. 用意した醤油・料理酒・みりんを使って浸けダレを作ります。この分量はあくまで目安で、特にこうしなくてはいけないという決まりはないので、作りながら自分なりの好みの味付けの割合を見つけるといいですよ!
  2. ホタルイカの下準備をします。ホタルイカの目・口・内臓・中骨などを取り除きます。ピンセットなどを使うと取りやすいです。
  3. 一度、水で洗った後に軽く水気を取り、1.で用意した漬けだれに浸けます。時間はだいたい一晩〜2日ほど漬けるといいですね。
  4. 付けている間はラップなどで蓋をして、冷蔵庫で保存するようにしてください。

 

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醤油や料理酒、みりんの量については先述しましたが、自分の好みの量でいいです。好みによっては醤油のみしか使わない場合もあるので、そこまで気にしなくても大丈夫ですよ!

そして、最も注意すべきことは、用意するホタルイカは必ず冷凍ものを購入するようにしてください。先ほども書きましたが、自分で冷凍処理をしようと思っても、家庭の冷凍庫では-30度まで温度が下がらないものが多いので、自分で冷凍処理をしようと思っても、なかなかできるものではありません。

不安であれば、一度ボイルなどで加熱処理をした方が安全ですね。

 

 

ホタルイカの沖漬けの賞味期限

ホタルイカの沖漬けの賞味期限についてですが、基本的には生物であるので、作ったらその日のうちに消費してしまうのが理想的です。残ってしまった場合には、しっかりとラップなどをして冷蔵庫で保存して、最悪でも次に日には食べきるようにしましょう。

もし、それでも余ってしまった場合には、残念ですが、食べずに捨ててしまうことをオススメします。何よりも体の健康が最優先ですからね、無理に食べて病院行きなんてぼくは勘弁したいところです。

お取り寄せしたホタルイカを使用する場合にも、「解凍から何日以内に……」という注意書きがありますので、しっかりと注意書きを守るようししましょう。それから、解凍後のホタルイカには、すでに菌が増殖し始めています。一度、解凍したものは再び冷凍せずに、使い切るように解凍する分量には注意しましょう。

 

 

あとがき

お酒のつまみなどには絶品のホタルイカの沖漬け、せっかく美味しいものを食べるのであれば、安心して食べたいですよね。基本的には加熱処理もしくはしっかりとした冷凍処理が行われていれば、寄生虫による危険はなくなります。

作り方自体は難しいものでもないので、しっかりとした管理をして、自宅でも美味しいホタルイカの沖漬けに挑戦してみましょう!

 

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